2016/11/02 08:00
11月2日はフランス国王ルイ16世の王妃、マリー・アントワネットの誕生日。貧困にあえぐ民衆を目にしたアントワネットが「パンがなければケーキを食べればいいじゃない。」と発言したというエピソードはあまりにも有名であり、それにより実際の彼女とは異なるイメージが世間に浸透していることも否定できない。その発言の真偽はさておき、イギリスを代表するロックバンドのクイーンも1974年に発表したヒット曲「キラー・クイーン」(『シアー・ハート・アタック』収録)の中で「ケーキを召し上がれ」という台詞とマリー・アントワネットの名を引用している。
現在、東京・六本木ヒルズ 森タワー52階の森アーツセンターギャラリーでは『ヴェルサイユ宮殿≪監修≫ マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実』が開催中。絵画や愛用品はもちろん「プチ・アパルトマン」と呼ばれるマリー・アントワネットのプライベート空間が、壁の装飾なども含めて原寸大で忠実に再現された展示なども見どころとなっている。会期は来年2017年2月26日まで。華やかな宮廷生活から一転、悲劇の末路をたどったマリー・アントワネットの波乱の人生に思いを馳せてみては。
◎開催情報
『ヴェルサイユ宮殿《監修》マリー・アントワネット展 美術品が語るフランス王妃の真実』
期間:2016年10月25日(火)~2017年2月26日(日) ※会期中無休
会場:森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ 森タワー52階)
http://www.ntv.co.jp/marie/
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