2016/11/02 09:00
現在来日中の、レディー・ガガの新作『ジョアン』が、4作連続のNo.1デビューを果たした、今週の米ビルボード・アルバム・チャート。
これで、2ndアルバム『ボーン・ディス・ウェイ』(2011年)から、4作連続で首位デビューを果たした、レディー・ガガ。本作『ジョアン』からの先行シングル「パーフェクト・イリュージョン」は、最高位15位をマークするも、TOP10入りしないまま圏外にダウンしたため、アルバムのセールスにも影響を及ぼすかと思ったが、結果、初動枚数は20万枚を超える高セールスをマーク、2位以下と大きく差をつけての、堂々の首位獲得となった
20万枚の内、実売(CDセールス、ダウンロード数)は17万枚。アルバムが売れず、ストリーミングでポイントを稼ぐアーティストが多い中、この数字はなかなかのもので、アメリカのみならず、主要各国でも高セールスを記録、UKでは3位、オーストラリアやカナダ、ニュージーランドでは2位に初登場している。ジャパン・チャートでのTOP10入りも確実で、来日中のプロモーションが、大きく数字にも反映するだろう。
9万枚を獲得して2位にデビューしたのは、ジャズ・シンガーのマイケル・ブーブレ、通算9枚目のスタジオ・アルバム『ノーバディ・バット・ミー』。2005年の4thアルバム『イッツ・タイム』(最高位7位)から、6作連続のTOP10入りとなったが、初のNo.1獲得を果たした『コール・ミー・イレスポンシブル』から続いていた、5作連続のNo.1獲得は逃し、前作『トゥ・ビー・ラヴド』(2013年)の初動枚数からも、数字を大きく落とす結果となった。
3位には、ア・カペラグループ、ペンタトニックスの第2弾クリスマス・アルバム『ペンタトニックス・クリスマス』が初登場。2014年にリリースしたクリスマス・アルバム『ザッツ・クリスマス・トゥ・ミー』が、最高位2位をマークし、アメリカだけでも150万枚を超える大ヒットを記録。昨年末にリリースした4thアルバム『ペンタトニックス』は、自身初のNo.1デビューを果たし、3年連続でTOP3入りをする快挙を成し遂げている。クリスマスまで、ロングヒットすることは間違いなくさそうで、ランキングもさらに伸ばすかもしれない。
4位には、ヘヴィメタル・バンド、コーンの新作『ザ・セレニティー・オブ・サファリング』がデビュー。約3年ぶり、通算12枚目となるスタジオ・アルバムで、最高位3位をマークした2ndアルバム『 ライフ・イズ・ピーチィ』から11作連続のTOP10入りを果たした。
9位にはトランス・シベリアン・オーケストラが、10位にはシンガー・ソングライターのレナード・コーエンの新作が初登場。TOP10以下にも、プリティー・レックレス(13位)やアイ・プリヴェイル(15位)、ロックバンド、ジミー・イート・ワールドの新作『インテグリティ・ブルース』が17位にデビューするなど、TOP20内、11作が初登場作品という、リリース・ラッシュのアルバム・チャートとなった。
Text:本家一成
※関連リンク先の米ビルボード・チャートの掲載は、2日22時以降となります。
◎【Hot200】トップ10
1位『ジョアン』レディー・ガガ
2位『ノーバディ・バット・ミー』マイケル・ブーブレ
3位『ペンタトニックス・クリスマス』ペンタトニックス
4位『ザ・セレニティー・オブ・サファリング』コーン
5位『ヴューズ』ドレイク
6位『ネヴァー・ルーズ・サイト』クリス・トムリン
7位『スーサイド・スクワッド』サウンドトラック
8位『ハミルトン』サウンドトラック
9位『ザ・ゴースツ・オブ・クリスマス』トランス・シベリアン・オーケストラ
10位『ユー・ウォント・イット・ダーカー』レナード・コーエン
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