BACHMAN TURNERが2010年にふたたびハイウェイを走り出す――OVERDRIVEなしで、だが。

BACHMAN-TURNER OVERDRIVEの中心人物、RANDY BACHMANとFRED TURNERが再結成してBACHMANの次のソロ・アルバム『ROCK ‘N’ ROLL IS THE ONLY WAY OUT』のタイトル曲をレコーディングした。ギタリストによるとこの曲は「とてもルーツっぽい、ほんとにAC/DCやLED ZEPPELINっぽい、すごく楽しくて熱気に溢れたハングリーなロックンロールなんだ。まるでオレたちが20代に戻ったみたいな音なんだよ」。BACHMANとTURNERは来年の秋に発売予定のアルバムの詳細やツアーの計画を12/8に二人が暮らすウィニペグで開かれる記者会見で発表する予定だ。

今回他のバンド・メンバーは参加せず、ドラマーのROB BACHMAN（BACHMANの弟）とギタリストのBLAIR THORNTONが穴を埋めるため、BTOの名前を使うことはできない。しかし、BACHMANは、だからといって二人が（BACHMAN-TURNER UNITEDというような名前を使うことを考えているらしい）一緒に仕事をすることを妨げることにはならないと言っている。

「この5，6年ずっとオレたちはオファーをもらっているんだ。2000年にGUESS WHOが再結成したときからスタートしたのさ。オレがEAGLESに会いに行ったとき、DON HENLEYとJOE WALSHに真っ先に聞かれたのは『TURNERはどうしてる？　君らは何かやったりしないのか？』って質問だったよ。なぜかって聞いたら『君らは再結成していない最後の70年代バンドだからさ』って。MICK JAGGERにも同じことを言われたよ。だから、オレのCDが出たらどうなるか見てみるつもりなんだ。みんなが聞くいちばん最初の曲でオレとFREDが一緒に歌っているんだからね」