2016/10/18
映画『溺れるナイフ』の完成披露試写会舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、出演者の小松菜奈、菅田将暉、重岡大毅(ジャニ-ズWEST)、上白石萌音、志磨遼平(ドレスコ-ズ)と山戸結希監督が出席した。
ジョ-ジ朝倉氏の同名漫画を実写映画化した本作は、東京から田舎町に引っ越してきた人気モデルの夏芽(小松)や町を支配する神主一族の跡取りでコウと呼ばれる航一朗(菅田)といった気高くも危うい10代の破裂しそうな恋と衝動を描く。
小松は「コウと夏芽が会った時の衝撃と同じかは分からないけど、見てくれた人に何か感じてもらえたらいいなと思います」とアピ-ルした。
また、中学生時代を演じた菅田と重岡の劇中写真がスクリ-ンに映されると、重岡は「あ-! 懐かしい」と語り、重岡と故郷が近いという菅田は触発されたように関西弁で「ほんまにようしゃべるんですわ、この子。まだこんな関西人が生きてたんやって感じで、会って1分もたたないうちに突っ込んだ記憶があります。人とのコミュニケ-ションが得意な“現場の太陽”と言われていました」と重岡の第一印象を明かした。
対する重岡は、クランクイン前に現場に顔を出しつつ、幼なじみ役の重岡との距離を縮めようと画策していたという菅田について「めっちゃ寡黙な人やと思ってたんです。面接されると思ってめっちゃ緊張したし、初めて金髪なのも見たし」などとト-クが止まらず、すかさず突っ込まれると「まとめるといいやつです」と笑わせた。
さらに、小松と菅田が実際の海に入って撮影したシ-ンを振り返っていると、重岡が「普通の青春映画やったら“壁ドン”やけど、これは“海ドボ”みたいな。ただ甘いだけじゃない、海水だけにね!」とドヤ顔でポ-ジングまで決めたが、菅田から「本当にすごいのが、進行台本に書いてあった例えをそのまま言ってるんですよ」とネタバラしされ、苦笑を浮かべた。
映画は11月5日からTOHOシネマズ渋谷ほか全国ロ-ドショ-。
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