2009/08/13 00:00
オルタナ・カントリーのベテラン、JAY FARRARがDEATH CAB FOR CUTIEのBEN GIBBRDと組んで、偶像的作家、JACK KEROUACに捧げる『ONE FAST MOVE OR I’M GONE: KEROUAC’S BIG SUR』というコラボレーション・アルバムを作った。12曲入りのアルバムは10/20にF−ストップ/アトランティックより発売され、同名のKEROUACのドキュメンタリーのサウンドトラックとして使われる。FARRARとGIBBARDは2007年に映画のための音楽を書くように映画制作者からアプローチされた。この映画は作家がカリフォルニアのビッグ・サー地区で過ごした時にまつわる出来事を描いている。
どちらのミュージシャンも長年のKEROUACファンで、FARRARによるとアルバムの歌詞の9割はビッグ・サーのテキストから直接引用されたもので、「SEA;SOUNDS OF THE PACIFIC OCEAN AT BIG SUR」といった詩も含まれている。レコーディングは3年間にまたがっており、主なセッションは2007年の夏にサンフランシスコで行なわれた。
「それまでJAYに会ったことはなかった。スタジオでフィルム・クルーと一緒に対面して、お互いひと目見てからいきなりレコーディング・セッションに突入したんだ」とGIBBARDは言う。「その最初のセッションで一緒に3,4曲やった。僕たちにはお互いのことをよく知らないというおびえがあったけど、実際レコーディング中にお互いをよく知るようになって素晴らしい作品が生まれたんだ」
そこからさらにGIBBARDは2008年2月にセントルイスで1週間FARRARと過ごし、2009年1月にロサンジェルスで最後の曲を仕上げた。両者ともボーカルを取り、ペダルスチールでBRAD SARNO、ベースでAARON ESPINOZAなどが参加している。
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