2016/10/12
ショーン・ダーキン監督が長きにわたり取り組んでいる1960年代のロックアイコン、ジャニス・ジョプリンの伝記映画にて、『マリリン 7日間の恋』などでお馴染みの米女優、ミシェル・ウィリアムズがジャニス役を務める話が進んでいるようだ。ハリウッド・リポーターが伝えている。
『ジャニス(Janis)』というタイトルが付けられた同プロジェクトは、ジャニスの妹ローラ・ジョプリンが書いた著書『Love, Janis』がベースになるとのこと。同書では、コーヒーショップで歌っていた若い女性がウッドストックで歌うまでに上り詰め、突如名声を得るなかクリエイティビティを保とうとアルコールやヘロイン中毒と闘う様子が、家族や友人に宛てたジャニスの手紙を用いて描かれている。
ジャニス・ジョプリンはわずか3枚のアルバムと「心のカケラ(Piece Of My Heart)」などのヒット曲を残し、1970年にヘロイン過剰摂取のため27歳という若さで亡くなった。最後のヒット曲のひとつ「ミー・アンド・ボビー・マギー」を収録した4枚目のアルバムは、彼女の死から数か月後のリリースとなった。
ハリウッドでは20年以上前からジャニス・ジョプリンの伝記映画製作に向けた動きがあり、いくつかのプロジェクトが競い合っている。ジャニスは魅力的な人物像であり、数年にわたってレネー・ゼルウィガー、エイミー・アダムス、ズーイー・デシャネル、ブロードウェイ・スターのニナ・アリアンダなどの女優達が候補に上がっては消えてきた。
ミシェル・ウィリアムズは現在、アメリカのサーカス興行師P.T.バーナムを描いた、ヒュー・ジャックマン出演のミュージカル映画『The Greatest Showman』に向け準備中だ。同作はこの冬に撮影に入るという。また、ケイシー・アフレック主演のドラマ映画『マンチェスター・バイ・ザ・シー』にも出演しており、こちらは11月に公開される。
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