2016/10/12 14:14
今週の総合アルバムチャート“Hot Albums”では、宇多田ヒカル『Fantome』が2位以下に大差をつけて首位を獲得し連覇を達成した。リリースから2週目の集計期間にあたる今回もCDセールスで10万枚以上を売り上げて1位、ダウンロードでも好調を維持して1位、ルックアップ2位として文句なしのポイントで総合1位に立った。2週続けて高ポイントを出していることから、コアファン以外にもしっかり彼女の作品が届いていると言える。今後もチャート上位に入っている可能性は高い。
今回で7回目のチャートインにも関わらず、2位に返り咲いたのはRADWIMPS『君の名は。』。CDセールス4位、デジタル2位、ルックアップ1位と今回も各指標でバランス良くポイントを積み上げた。映画の方は興行収入は145億円を突破し、もはや一過性のブームではなく国民的アニメになったと言える。3位には、先週から1ランクダウンのEXILE『EXTREME BEST』が入った。CDセールスとダウンロードでポイントを積み上げたが、ルックアップでポイントを伸ばすことができず順位を下げてしまった。
今週のトップ10内には、洋楽タイトルが2作品チャートインした。4位はノラ・ジョーンズの4年ぶりの作品『デイ・ブレイクス』。CDセールスは7位だがダウンロード3位のポイントを原動力としてトップ5入り。10位のグリーン・デイ『レボリューション・レディオ』もCDセールスよりもダウンロードが好調でトップ10入りを果たした。
◎【Hot Albums】トップ10
1位『Fantome』宇多田ヒカル
2位『君の名は。』RADWIMPS
3位『EXTREME BEST』EXILE
4位『Two of Us』東方神起
5位『デイ・ブレイクス』ノラ・ジョーンズ
6位『infinite synthesis 3』fripSide
7位『Walkure Trap! 』ワルキューレ
8位『KiLLER BiSH』BiSH
9位『THIS IS Flower THIS IS BEST』Flower
10位『レボリューション・レディオ』グリーン・デイ
※『Fantome』の「o」の正式表記はサーカムフレックス付き
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



10月17日付 Billboard JAPAN HOT Albums
【ビルボード】ハイスタ、星野源とRADを抑え、初登場でJAPAN HOT100総合首位 ピコ太郎、驚異の動画再生1,300万回超えで総合4位
【ビルボード】宇多田ヒカル『Fantome』アルバム・セールス連覇、東方神起とEXILEがトップ3入り
【深ヨミ】宇多田ヒカル『Fantome』ロングセールスなるか?初週の動向をリサーチ
【Chart insight of insight】やっぱり宇多田ヒカルは最強!アルバム首位へと導いた収録曲のチャートアクションは?










