映画『ハドソン川の奇跡』ジャパン・プレミア　レッドカ－ペットイベントが１５日、東京都内で行われ、出演者のトム・ハンクス、ア－ロン・エッカ－トと、スペシャルゲストとして市川海老蔵が出席した。
　トムとア－ロンがこの日朝から受けていた取材が長引いたため、イベントは予定時間より約４５分遅れでスタ－ト。２人を迎える日本代表ゲストとして登壇した海老蔵は、初の来日イベントに「初めてなのでなんとも言えませんがとても光栄に思います。皆さんと同じように興奮しています」と２人の登場を心待ちにした。
　ファンに手を振りながら階段状のステ－ジをゆっくり降りてきたトムは「日本の皆さんこんにちは。日本には何度も来ていますが、戻ってくるたびに何度も何度もうれしさを感じます」とあいさつした。海老蔵と握手を交わすと「今日は歌舞伎のメイクじゃないので、初めはちょっと分からなかった。日本のジェ－ムズ・ボンドと言っていいくらいかっこいい」と褒めたたえた。
　“１５５人の命を救い容疑者になった男”チェスリ－・サレンバ－ガ－機長を演じたトムは「ハドソン川の奇跡は、１人で起こした奇跡ではなくチ－ムで協力し合って起こした奇跡だということ」と語り、「日本はここ数年で災害に遭い被災し、助け合う精神を皆さんはよくお分かりだと思います。まさにこの映画はそういう精神を描いています」と呼びかけた。
　最後には海老蔵から２人にカタカナで書かれた名前入りの提灯をプレゼント。トムは「ありがとう。ア－ロンの方がずいぶんと（文字が）長いね」と茶目っ気たっぷりに喜びを表していた。
　映画は９月２４日から丸の内ピカデリ－、新宿ピカデリ－ほか全国ロ－ドショ－。
（左から）ア－ロン・エッカ－ト、トム・ハンクス、市川海老蔵

エンタメ OVO