2016/09/12
ヴァイオリニスト篠原 悠那が第1ヴァイオリンを務めるカルテット・アマービレが、第65回ミュンヘン国際音楽コンクール弦楽四重奏部門で3位入賞および委嘱新作特別賞を受賞した。
カルテット・アマービレは、桐朋学園大学に在籍中のメンバーによって2012年に結成。第1ヴァイオリンを篠原悠那が務め、第2ヴァイオリンを北田千尋、ヴィオラを中恵菜、チェロを笹沼樹と、19歳から23歳の若手アーティストで構成されている。
篠原は「憧れであり、夢のようなミュンヘン国際音楽コンクールに出場させていただき、4回のラウンドでは満員のお客様に温かく聴いていただけ、とても幸せな時を過ごしました。メンバー4人が心を一つに音楽を楽しむことができ、入賞することもでき、今は先生方、お世話になった方々に感謝の気持ちでいっぱいです」とコメントを寄せている。
ミュンヘン国際音楽コンクールは1952年からスタートし、歴史と伝統を誇ると同時に超難関であることで知られている。弦楽四重奏部門は9月2日から10日まで行われ、1次、2次、セミファイナルを経て、今回ファイナルで3位に入賞した。同部門では、1970年に
東京クヮルテットが優勝しており、一躍世界の桧舞台に躍り出るきっかけとなっている。
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