Billboard JAPAN


NEWS

2016/08/20

桃井かおり「芸能界にいて良かった」 SMAP解散報道については「それは全然答えたくないの」

 映画『火 Hee』の初日舞台あいさつが20日、東京都内で行われ、監督、主演を務めた桃井かおりと原作者の中村文則氏が出席した。
 本作は、中村氏の『掏摸(スリ)』『教団X』などを基に、桃井が監督、主演を務めたサスペンス。壮絶な過去を背負いながらアメリカで娼婦に身を落とした女(桃井)と精神科医の対話を描く。
 この日は、大雨にもかかわらず客席は満員に。桃井は「今までの人生で初めて感動してしまって、芸能界にいて良かったと思っちゃいました。すごい雨でしょ。来て並んでくださって、あいさつをしていたら手を振ってくれて。泣くわよって」と感激を口にした。
 約10年ぶりにメガホンを取ったことについては「その間に何回か話は来たけど全部つぶれていくんですよ。今回はポンと来て、やると決めて本当に短かったので、奇跡が起きていると思っています」と述懐した。
 桃井は「予算や制約もある中、撮影は10日間、編集は5日間という限られた時間内で作業した。本番は1回しかやらないとか、諦めなきゃいけないこともいっぱいありましたし、やれるだけの実験はしました」と振り返った。
 また、監督兼女優を務めたメリットについては「桃井かおりを使うのは一番リ-ズナブルだったから。そういう関係なんです。他の女優を誘ったけど断られたのもありますけど」と笑いを誘いつつ、「俳優と監督が同じものを作ろうとしているので、話し合いの時間がなくて済む感じ。私はいつも監督になるべく寄り添うように頑張るけど、監督が何を作りたいか見えてこないとすごくつらいんです。そういう意味で一番楽です」とコメントした。
 この日は、報道陣を前に「なんでも聞いて」と終始上機嫌の桃井だったが、SMAPの解散報道についてマイクを向けられると「それは全然答えたくないの」と即答して笑いを誘う一幕も。その後、「(話題が映画から)そっち側に行っちゃうと分かるからなの」と申し訳なさそうにフォロ-した。
 

桃井かおり その他の画像・最新情報へ

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    Stray Kids、自身最大規模のワールドツアー日本公演の詳細発表

  2. 2

    【ビルボード】BE:FIRST『2:BE』でDLアルバム首位、トップ10に7作品が初登場

  3. 3

    Ado、緑黄色社会が4億回再生突破:今週のストリーミングまとめ

  4. 4

    <ライブレポート>宇多田ヒカル 約6年ぶりツアー【SCIENCE FICTION TOUR】で肯定した、“わたし”と“みんな”が歩んだ25年

  5. 5

    【ビルボード】Creepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」グローバル・ジャパン・ソングスV22達成 YOASOBI/藤井 風がランクアップ

HOT IMAGES

注目の画像