2016/08/19
2016年8月13日、【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016】の2週目が幕を切った。この日も50を超えるアーティスト達が熱いライブを繰り広げた。
ゴールデンボンバーやMY FIRST STORY など人気アーティストが各ステージのトップバッターを務めるなか、SOUND OF FORESTのトップバッターとして現れたのはBRADIO。メンバーそれぞれ色違いのスーツを身に纏い、「Flyers」や「スパイシーマドンナ」など人気曲を披露した。手を上下に振るなど、振り付けで一体感が生まれたステージは大盛り上がりとなり、木々に囲まれた涼しいSOUND OF FORESTをアツくした。
日差しが強まっていく正午、一番大きなGRASS STAGEに登場したのは、クリープハイプ。「憂、燦々」や「オレンジ」などフェスお馴染みの曲から、ドラマ主題歌としても話題になり、今月10日にリリースしたニューシングル「鬼」を披露。新旧入り混じるセットリストで観客を盛り上げた。
午後1時頃、BLUE ENCOUNTやCrystal Lakeらがアツいステージを繰り広げるなか、クリープハイプに続いてGRASS STAGEに現れたのは、KREVA。「音色」や「イッサイガッサイ」など人気ナンバーを披露し、会場をKREVAワールドに染め上げた。
この日、でんぱ組.incやフジファブリックなどが登場したLAKE STAGEでは、午後2時ちょうどにThe Mirrazが登場。6月にドラムの新谷元輝が脱退して3人体制となったThe Mirrazは、DJセットでライブを行った。「パンドラの箱、ツンデレっすね」や「CANのジャケットのモンスターみたいのが現れて世界壊しちゃえばいい」など人気曲を演奏した他、10月にリリースするミニアルバムの中から新曲を披露。バンド結成10周年を記念したベストアルバムのリリースも発表され、ファンにはたまらないステージとなった。
16時過ぎた夕刻のPARK STAGEに現れたのは、avengers in sci-fi。「Sonic Fireworks」や「Homosapiens Experience」といった”アベンズらしい”エレクトロニック調のナンバーを披露し、観客は思い思いに身体を揺らせ踊っていた。
Rhythmic Toy Worldやtricotといったバンドセットでライブが行われたBUZZ STAGEでは、夕刻からDJセットでライブがスタート。あゆみくりかまきはマキシマム ザ ホルモンやMAN WITH A MISSIONといった人気ロックチューンを流し、ステージを駆け回って会場を盛り上げた。午後6時になるとbanvoxが登場。CMタイアップ曲でもある「summer」が流れると、今まで流れていたロックチューンとは異なるEDMの曲に観客は思わず足を止めた。最初は様子を見るようにしていた観客も、次第に身体を動かしていき盛り上がりを見せ、新たな【ROCK IN JAPAN FESTIVAL】のステージを見せた。
夕陽が沈み始めた午後5時。約6万人程が入るGRASS STAGEに端から端まで観客が押し寄せるなか、登場した[Alexandros]。映画「ターザン」の主題歌「Nawe,Nawe」を始め、「Girl A」や「Swan」といったドラマ主題歌も披露。タイアップソングの多い[Alexandros]だが、会場の盛り上がりを見てその注目度の高さが窺えた。「ワタリドリ」や「Adventure」といった人気曲で会場は更に盛り上がりを見せ、王者の風格が漂う圧巻のステージだった。
そして、この日GRASS STAGEのトリを飾ったのは、今年再結成を果たしたTHE YELLOW MONKEY。「SUCK OF LIFE」で演奏を始めると、「帰ってきたぞ、ひたちなか!」と16年ぶりの【ROCK IN JAPAN】のステージに興奮を見せた。また、MCでは16年前は雨が降っていたこと、青いジャージ姿で後悔したことを明かし、「リベンジできた」と喜びに満ちていた。その後「楽園」「球根」「SPARK」といった人気曲を披露し、会場もイエモンの再結成、そして16年ぶりのステージを祝福するかのように手を上げ応えた。ライブ終盤でVo.吉井和哉は、再結成について「やり残したことをやるため」と明かし、「もうイエモン解散はありません!」と断言。「バラ色の日々を」「JAM」と畳み掛け、この日のステージに幕を降ろした。
◎イベント情報
【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016】
2016年8月6日(土)~7日(日)※終了
2016年8月13日(土)~14日(日)※終了
会場:国営ひたち海浜公園
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