2016/08/21
8月22日付Billboard JAPAN週間セールスシングルチャート“Top Singles Sales”では、欅坂46『世界には愛しかない』がリリース初週に断トツの37.5万枚を売上げて首位。これでデビューシングルに続き、2作連続の同チャート初登場1位とした。
『世界には愛しかない』は、4か月振りにリリースされた欅坂46の2ndシングル。表題曲のセンターは、前作に続いて平手友梨奈が務め、メンバーが総出演している秋元康氏企画・原作のTVドラマ『徳山大五郎を誰が殺したか?』の主題歌に起用されている。今作は、前作『サイレントマジョリティー』の28.4万枚よりも9.1万枚も初週売上げを伸ばした結果に。前作から今作までの4か月の間に新たなファンを獲得したと考えられる。
前作より初週売上げを伸ばした『世界には愛しかない』。では、売上げ地域に変化は見られるのか。SoundScan Japanのセールスデータから今作と前作の店舗での初週売上げ地域トップ5を抽出した。
『世界には愛しかない』
1位:東京
2位:愛知
3位:神奈川
4位:埼玉
5位:千葉
『サイレントマジョリティー』
1位:東京
2位:神奈川
3位:埼玉
4位:千葉
5位:愛知
トップは両作とも断トツの数字で、彼女たちのお膝元・東京。欅坂46はすでに東京で盤石の人気を誇っている。『世界には愛しかない』の2位は愛知は、前作5位より順位を上げていることから愛知で欅坂46ファンが増加したと考えられる。これが今作に見られるセールスの特徴だろう。そして、神奈川・埼玉・千葉と店舗セールスの中心は関東圏になっているのは前作も今作も変わっていない。
『サイレントマジョリティー』は、リリース初週以降に10万枚以上セールスを重ねて現在はトータル39.2万枚。リリース時の勢いはもちろんだがその後もコンスタントに売れていることがわかる。『世界には愛しかない』もこの先じわじわと売り上げを伸ばしていくのか。その動向にも注目したい。
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