2016/08/16
錦織圭選手が、リオデジャネイロ五輪の男子テニスシングルスの3位決定戦で、ラファエル・ナダル(スペイン)にセットカウント2-1で勝利し銅メダルを獲得。オリンピックの男子テニスでは96年ぶりの快挙だったが、その活躍の裏には音楽の存在があった。
錦織選手は、テニス人生に欠かせないものとして“音楽”と答えるほどの音楽好きとしても知られている。その中でも2010年にこの世を去ったNujabes(読み:ヌジャベス/別名:瀬葉淳)を敬愛しており、2016年2月24日には、自身で選曲した人生初のコンピレーションアルバム『Kei Nishikori meets Nujabes』(http://y2u.be/bVu8ZvodK_U)をリリースしている。
Nujabesは2010年、交通事故により享年36歳という若さで逝去したが、今もなおジャズやヒップホップをベースにした美しくメロウなトラックで、世界中から絶大な支持を得ている。かつて錦織選手はインタビューで「僕の好きなのは『ヌジャベス』」と答え、このことがTwitterやブログで反響を呼び、コンピレーションアルバムのリリースにまで至ったが、今回の活躍もまた『Kei Nishikori meets Nujabes』の存在が大きかったのかもしれない。
Nujabesが所属していたレーベル・Hydeout Productionsは「熱闘、激闘、死闘の連続を乗り越えて、96年ぶりのメダル獲得は、日本にとってまさに世紀の出来事。錦織選手の努力を心から讃えたいと思います。疲れた心と身体をNujabesの音楽で、ゆっくりと癒して下さい。この勝利は、錦織選手の今後の未知への挑戦をさらに確かなものにしました。Nujabesとともに今後のご活躍を見守っております。銅メダルおめでとうございます!」とコメントしている。
◎コンピレーションアルバム『Kei Nishikori meets Nujabes』
2016/02/24 RELEASE
[CD]POCS-30003
iTunes:http://apple.co/2aX3dji
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