Billboard JAPAN


NEWS

2016/08/15

アンジャッシュ児嶋に“ドM”疑惑 演じた“嫌なやつ”を猛アピ-ル

 映画『少女』スペシャルステ-ジト-クショ-が15日、東京都内で行われ、出演者の児嶋一哉(アンジャッシュ)と主題歌を歌うGLIM SPANKY、三島有紀子監督が出席した。
 湊かなえ氏の原作を映画化した本作は、17歳の女子高生の夏休みを舞台にした“死”にまつわる禁断の世界を描いたミステリ-。
 本田翼と山本美月演じる少女が通う高校の“ある罪”を犯してしまった国語教師を演じた児嶋は「女性の世界は怖い。そこをちょっとのぞき見できて、怖いけどまた見たくなる作品」と語った。
 「ざっくり言うと嫌なやつ」という役柄を「なぜオファ-されたのか疑問だ」という児嶋は、三島監督から「だいたい(役柄と)本人のイメ-ジが違う方をキャスティングさせてもらう」と聞いて安堵したものの、続けて「でも児嶋さんはドンピシャ。30人ぐらいいる女子高生が皆嫌っていました」の言葉に「役だから!」と大慌てで突っ込んだ。
 役作りのスタンスを「僕は不器用だから、勝手に役作りをして監督の描くものと違ったら急に変えられない。ざっくり作って現場に持っていって監督の話を聞く」と明かす児嶋に、三島監督は「無の境地で“俺のことを好きにして”という感じで現場に来る。それってなかなか役者さんにはできないことで、特異で素晴らしいこと。ドSにはたまらない」と称賛を送った。
 これには児嶋も「そうなんだ、監督の提示したものを演じるものだと思っていました。居心地は良かったから、ドMなのかな」と語り、険悪なム-ドが漂う本田との劇中でのシ-ンを捉えた写真が披露されると「嫌われているけどそれは役の上で。演じているだけ」と必死に否定して笑いを誘った。
 また、GLIM SPANKYがアコ-スティック・バ-ジョンで主題歌「闇に目を凝らせば」を披露した。児嶋は「いやあすごいね。歌うまいね。ギタ-うまいね。感動しちゃった」と素直な感想を述べ、最後に「普段は本当にいい人だけど、そんな僕が演じてる嫌なやつ。個人的には僕を見てください」と猛アピ-ルしていた。
 映画は10月8日から全国ロ-ドショ-。
(左から)GLIM SPANKY、児嶋一哉、三島有紀子監督

児嶋一哉 その他の画像・最新情報へ

ACCESS RANKING

アクセスランキング

  1. 1

    VTuber星街すいせい、渋谷センター街でゲリラ路上ライブ

  2. 2

    【ビルボード】Number_i『No.Ⅰ』40万枚超えでアルバム・セールス首位 2024年度では2番目に多い初週売上に

  3. 3

    <インタビュー>7人でやりたい音楽をやり続ける――今を自由に生きるBE:FIRSTの矜持が込められた2ndアルバム『2:BE』について【MONTHLY FEATURE】

  4. 4

    【ビルボード】Hey! Say! JUMP『UMP』22万枚でシングル1位、AKB48/TXTが続く

  5. 5

    【ビルボード】Lotus Juice / 高橋あず美が4か国で首位を獲得 藤井 風は2か国で首位 

HOT IMAGES

注目の画像