2016/08/10
12,000人以上を動員し、7月3日と4日 神戸のワールド記念ホールにて行われた卒業コンサート【NMB 渡辺美優紀 卒業コンサート 最後までわるきーでごめんなさい】から約1か月が過ぎた8月9日。NMB48劇場にて【チームBII「逆上がり」公演 渡辺美優紀 卒業公演】が行われた。
会場には240人が詰めかけ、もちろん満員。オープニングに登場したみるきーは「みなさんといっしょにめっちゃ楽しんでいきたい、最高のステージをお願いします」と挨拶。客席からは大歓声が起こる。1曲目の「掌」から次々とおなじみの曲が歌われ、会場はヒートアップし、みるきーコールも。1回目のMCで、8月3日発売の15枚目のシングル『僕はいない』が、オリコンウィークリーシングルチャート1位を獲得したことを発表。みるきーも「ホッとしています」とうれしそうな表情を見せた。
自己紹介では「本当に最後のステージなので、言葉に表せないくらいの…」と少し詰まってしまうシーンも。しかしそこから「よろしくお願いします!」と明るく話し、客席からは拍手が起きていた。
ユニット曲などが披露されたあとは後半戦に。ノリのいい曲ではみるきーコールが起こり、元気いっぱいの「街角のパーティー」では、客席をあおるポーズも見せるみるきー。続いてのMCコーナーでは「渡辺美優紀に相談コーナー」が行われ、メンバーからの質問や告白などに答えていく。わるきーな答えもありつつ、曲は本編ラストに。「私たちがこうしてステージに立てているのもファンのみなさんのおかげ、感謝の気持ちを込めて歌いたいと思います」と「ファンレター」でファンへの感謝を歌ったあと、会場のファンから感謝の言葉が送られる。
そして照明の落ちた会場に「みるきー」コールが。アンコールは「不義理」、そして「ハンパなイケメン」と立て続けに2曲披露。オリコン1位に輝いた、みるきーがセンターの「僕はいない」と続く。さらに初披露の「妄想マシーン3号機」から「イビサガール」のメドレーで会場はヒートアップ。ここでみるきーが「卒業発表する前から、自分的にはカウントダウンしてきました」と話し出す。「今日を迎えて、まだ今でも不思議な気持ち」と正直な心境を告白。そして、劇場公演は落ち着く楽しい場だったと話し、今日も楽しかったとポツリ。そしてラストの曲「To be continued」を元気いっぱいに歌いきり、ステージを降りるメンバーたち。再び「みるきー」コールが起こるなか、これまでのみるきーの歩みがスクリーンに映し出される。
一人で登場したみるきー。卒業ソングでもあるソロ曲「夢の名残り」を歌う。そして1期生メンバーが登場しての「卒業旅行」では、感極まって歌えなくなってしまうみるきーをメンバーがフォロー。歌のあと、堪えていたものがみんなの顔を見ると安心して出てしまったとみるきー。ここから卒業セレモニーが始まる。
ステージには1期生、チームBIIのメンバー、みるきー選抜の前座ガールズなどが大集合。花束や卒業証書、花かんむり、メンバーのみんなからの色紙や思い出ボードなどが手渡される。メンバーを代表して、なぎさが手紙を読み上げ、笑顔でそれを聞いていたみるきーからいよいよ最後のあいさつ。
「ステージ、ライブは私の味方、どんなときでも自分らしくいられる場所で楽しかった。思っている以上にメンバー、スタッフ、そしてみなさんに支えられていて、私は全然一人じゃないということに、卒業発表して気がついた。今日までずっとずっと言葉では表せないくらいの感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました! 最後はしんみりじゃなく、私のあの曲をみなさんで歌ってくれますか?」の声に、客席も歓声でレスポンス。最後の曲は「わるきー」。
「最後はこの曲、歌いたいって思ってたので、うれしい! ありがとうございました!」とみるきー。最後は全員で挨拶と思った瞬間、スクリーンには「緊急告知」の文字が。そこに映し出されたのは、9月19日、みるきーの誕生日にラストライブのDVDが発売されるというニュース。みるきーも「うれしー! 絶対買ってください!!」とアピール。そしてメンバー全員での「ありがとうございました!」という挨拶のあとも、最後までステージにいたみるきーは、「最高のアイドル人生を送れました。幸せでした。こんな何をしでかすかわからない私をずっと好きでいてくれたみなさんのことめっちゃ好きです。本当にありがとうございました!」と話し、卒業公演は幕を閉じた。
なお、みるきーの卒業後の活動は未定だが、8月22日には『渡辺美優紀 ファーストスタイルブック MILKY』が発売され、21日に福家書店 新宿サブナード店で握手会が行われることは決定している。みるきーに会いたい人はぜひチェックしてほしい。
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