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2009/11/23 00:00

UKアルバム・チャートで1位を獲得

11/22付けUKチャートが発表され、アルバム・チャートの1位に初登場したのは元"THE X FACTOR"の優勝者のLEONA LEWISのセカンド・アルバム『ECHO』、一方シングル・チャートはこれも同番組の2009年のファイナリストのMICHAEL JACKSONの「YOU ARE NOT ALONE」のチャリティ・カヴァーが初登場1位となった。番組の制作者であり、審査員を務めるSIMON COWELLのソニー・ミュージックが販売を手掛けるSYCO MUSICレーベルが二冠を獲得。

LEWISの『ECHO』の売上は161,000枚。2年前に発売された前作の『SPIRIT』は375,000枚だった。これにより先週1位だった2008年の"THE X FACTOR"の準優勝者のJLSのセルフタイトル・アルバムは2位に後退した。

QUEENのコンピレーション・アルバム『ABSOLUTE GREATEST』は11/15に"THE X FACTOR"に出演したことも影響し3位に初登場。2009年の同番組の決勝進出者たちとBRIAN MAY、ROGER TAYLORによる「BOHEMIAN RHAPSODY」の演奏が、1975年の楽曲をシングル・チャートの93位に登場させた。

番組出場者のSTACEY SOLOMONのQUEENの1986年にUKでトップ30ヒットとなった「WHO WANTS TO LIVE FOREVER」のパフォーマンスが11/14付けチャートで63位に同曲のオリジナルを送り込んだ。もう一人のOLLY MURSの「DON'T STOP ME NOW」のカヴァーがオリジナル曲のダウンロードを促進させ82位に登場している。

UKのヒップ・ホップ・ユニットのN-DUBZのセカンド・アルバム『AGAINST ALL ODDS』は6位、WILL YOUNGの『THE HITS』は9位、STEREOPHONICの『KEEP CALM AND CARRY ON』は11位で、UKチャートで5枚のNO.1アルバムを持つウェールズ出身のバンドにとっては残念な結果となった。

今年の"X FACTOR"のファイナリスト12名によるJACKSONのカヴァーによる収益金は病気の子供たちのためにグレイトオーモンドストリート病院に寄付される。COWELLは2008年の出演者によるMARIAH CAREYの「HERO」が昨年3週間シングル・チャートの1位を獲得したことで、毎年ファイナリストによるチャリティ・シングルをリリースすることを決めた。

先週最も売れたシングルだったBLACK EYED PEASの「MEET ME HALFWAY」は2位に後退、ビルボードHOT100で1位を獲得したアメリカの注目の新人JASON DERULOの「WHATCHA SAY」は3位に初登場、LADY GAGAの「BAD ROMANCE」は11位から8位に上昇した。BLACK EYED PEASの前作「I GOTTA FEELING」はビルボード・ヨーロピアンHOT100で2位から1位に上昇している。ROBBIE WILLIAMSの『REALITY KILLED THE VIDEO STAR』がヨーロピアン・アルバム・チャートでNO.1に初登場して再復活と遂げた。

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