2016/07/12
7月11日 HKT48の拠点となる福岡県・福岡サンパレスホールにて【HKT48夏のホールツアー2016~HKTがAKB48グループを離脱?国民投票コンサート~】がスタートした。
このホールツアーは、福岡、山口、愛媛、高知、鳥取、広島、長崎、宮崎、大分にて開催予定。また、この日は7月31日をもって卒業するHKT48の1期生・チームHキャプテンを務めた穴井千尋のラストステージとなり、2200名(SOLD OUT)の観客が駆けつけた。会場のロビーでは、恒例となったHKT48展を実施。ラストステージとなる穴井千尋のメモリアル展をはじめ、全メンバー44名のペナントや写真撮影ブースが登場した。また、会場内のスクリーンには「残留か離脱か」を問う街頭インタビュー映像が放映され、開演前から大変な賑わいを見せる。
オープニング、残留と離脱が大きく左右に掲げられたステージに現れた指原莉乃。「残留、離脱。どちらにしても若いメンバーや若いファンの方が夢や希望を抱けるような選択をしてほしい。皆さん、HKT48の未来を決める勇気はありますか?」との訴えに会場からは大きな歓声が上がった。赤い衣装を着た兒玉遥率いる離脱派メンバーと青い衣装を着た宮脇咲良率いる残留派のメンバーがステージの左右に分かれて登場し、1曲目は欅坂46の「サイレントマジョリティー」。意表を突くオープニングに会場からはどよめきが起こった。ユニット曲では穴井千尋がフィーチャーされ、苦楽を共にした1期生の松岡菜摘や本村碧唯、そして兒玉遥と歌うユニット曲や、穴井ソロによる「私は私」も披露。会場から盛大な「ちーちゃん」コールが起こっていた。
ライブ中盤には、今回のツアーテーマでもある「離脱」と「残留」の投票が行われ、指原より「ここから先のセットリスト、2パターンあります。離脱派パターンと残留派パターン。皆さんの力でセットリストを変えられるコンサートです!」との説明の後、離脱派と残留派のメンバー双方が最後の“演説”を行った。この投票は、入場時に配布された赤(離脱)と青(残留)のうちわを観客に掲げてもらい、離脱=HKT48のみの楽曲、残留=姉妹グループの楽曲を披露することが発表された。今回は圧倒的支持により「離脱」。「メロンジュース」や「桜、みんなで食べた」などHKT48のみの楽曲で構成されたセットリストとなった。
アンコールでは、穴井からの挨拶やチームHのキャプテン後任の発表もあり、現在、副キャプテンを務める松岡菜摘が新キャプテンに任命。最後は「12秒」で終わると思いきや、「私たちから大好きなちーちゃんに向けて歌います」と、5年間、HKT48のメンバーとして、そしてキャプテンとして走り続けてきた穴井へ向けて「今 君を想う」が流れると、メンバー、そしてファンとの大合唱となり、涙のステージは幕を下ろした。
(C)AKS
◎穴井千尋コメント(アンコール明けMC抜粋)
今、すごく寂しいですけど、すごく幸せです。5年間辛いことも楽しいこともたくさんあったけど今振り返れば全てが宝物です。今日こうして大好きなメンバー達に囲まれながら大好きなファンの皆さんに見守られながら、こんな素敵なステージでラストを迎えることが出来て、すごく嬉しいです。ファンの皆さんはいつも全力で応援してくれて、いつも支えてくれました。そんな皆さんがいたから、今の私がいること…本当に感謝しています。
私のことを見つけてくれて本当にありがとうございます。
これから不安なこともたくさんあるかもしれませんが、この5年間を思い出せばどんなつらいことでも乗り越えられると信じています。これからは、みんなとは違う夢に向かって、違う道を進んでいくけれど、変わらず大きな夢を持って、また少しずつ前に進んでいきたいと思います。
これからもHKT48の応援をしていただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
◎ツアー【HKT48夏のホールツアー2016~HKTがAKB48グループを離脱?国民投票コンサート~】
07月11日(月)12日(火)福岡・福岡サンパレスホール
07月22日(金)山口・周南市文化会館
07月26日(火)愛媛・松山市民会館
07月27日(水)高知・高知県立県民文化ホール オレンジホール
07月28日(木)鳥取・とりぎん文化会館 梨花ホール
07月31日(日)広島・広島文化学園HBGホール
08月03日(水)長崎・長崎ブリックホール
08月05日(金)宮崎・市民文化ホール
08月15日(月)大分・iichikoグランシアタ
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