2016/07/08
映画『ジャングル・ブック』のジャパンプレミアが、洋画としては史上初めてとなる歌舞伎座で7月27日に開催されることが決定した。
120年を超える歌舞伎座の歴史の中で、洋画のプレミア上映が行われるのは初の試みで、日米のエンターテインメント界にとって、記念すべき世紀のプレミア・イベントになる。当日は、監督のジョン・ファヴロー、主人公モーグリ役のニール・セディも来日し、ジャパンプレミアに出席。そして、モーグリを優しく、時に厳しく導く、黒ヒョウのバギーラ役の松本幸四郎、モーグリの一番の友達、自由で陽気なクマのバルー役の西田敏行、モーグリに深い愛情を注ぐ、母親オオカミ・ラクシャ役の宮沢りえ、「人間」であるモーグリに強い憎しみを抱く、トラのシア・カーン役の伊勢谷友介の日本語吹替え版キャストも、歌舞伎座に集結。監督やニール・セディと共に歌舞伎座入り口に敷かれるレッド・カーペットを歩き、ジャパンプレミアを華やかに盛り上げる。
◎松本幸四郎 コメント全文
自然は雄大で美しく、そして過酷です。その中で育まれる人間も動物も超えた究極の愛は、迫力に充ちたディズニーの映像によって、見る者の心を鷲づかみにしてしまいます。真に素晴らしい作品は、洋の東西も時代も超えて、魂を揺さぶるのです。原作者キップリングが描こうとした愛の物語を、日本の歌舞伎座という伝統芸能の殿堂で上演できることをたいへん光栄に思います。そして、歌舞伎役者幸四郎が、声優とナレーターという素晴らしい経験をさせていただきましたことを誇りに思います。ディズニーと歌舞伎という世にも希なコラボレーレーションが、幾久しく、文化芸術の世界に寄与することができますよう、心から祈ってやみません。
◎公開情報『ジャングル・ブック』
8月11日(木・祝)全国ロードショー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン配給
(C)2016 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved..
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