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2016/07/01

『銀魂』小栗旬之介……ではなく正真正銘の小栗旬で実写映画化決定! 空知英秋「銀魂ならコケてもいい」

 2004年より連載が開始し、単行本発行部数累計5,000万部を超える大人気コミック『銀魂(ぎんたま)』が、小栗旬主演で実写映画化されることとなった。

 本作は、抱腹絶倒のギャグと壮絶アクション、そして厚い人情をも詰め込んだ天下無敵の痛快エンターテイメント。舞台はパラレルワールドの江戸。宇宙からやってきた「天人(あまんと)」の台頭と廃刀令により、かつて隆盛を極めた侍は衰退の一途をたどっていた。主人公は、そんな時代に己を信じる侍魂を堅持するちょっと変わった男・坂田銀時(通称:銀さん)。天パの銀髪が特徴で、普段は気の抜けたような向上心ゼロの怠け者だが、剣の腕はかなりのもの。今回、銀さんを演じることになった小栗旬は『銀魂』ファンであり、また27巻には「小栗旬之介」という小栗旬のパロディキャラも登場している。

 監督は『勇者ヨシヒコ』シリーズの福田雄一に決定。公開は2017年、今年7月から撮影を開始。実写化されるストーリーやほかのキャスティングについては順次発表される。


◎空知英秋(原作者)-コメント 
『ジャンプ』でやってる「幕末」の「侍」ものというキーワードで『るろうに剣心』並みの大作漫画と勘違いした、こんな豪華なスタッフとキャストが集まってくれました。メンバーが豪華だろうと原作が原作ですから基本泥舟。全員銀魂と一緒に死んでもらう事になりますが、福田監督は『勇者ヨシヒコ』でコスプレ感丸出しながらもそんなのお構いなしで物語に引き込み爆笑させてしまう剛腕振りを見た時から、嫉妬からこのオッさん死んで欲しいなと思っていたし、小栗くんもクローズがカッコ良かったんで、漫画に無断で登場させた時から訴えられるんじゃないかとドキドキしていたし、以前テレビで小栗くんの本棚が映った際に銀魂を1巻で切っているのを見た時から鈴蘭に乗り込まなきゃいけないと思っていたので、二つの邪魔な才能を抹殺するにはいい機会だと思っております。漫画の実写化はイメージと違うと叩かれるのが常ですが、もう今さら何をやっても読者の皆さんの銀魂のキャラ像はブレないと信じていますし、ここに集まってくれた方々はそういう覚悟もした上で、それでも泥舟でもいいから銀魂に乗りたいと言ってくれた方々ですから、そんな人達の作るまた別の形の銀魂ならコケてもいいから見てみたいな、見てもらってもいいかなと思ったのが実写化をうけた僕の率直な気持ちです。という事なので皆さん。わざわざ沈む船に乗り込んだ「現代」の「侍」達の姿を見て、笑うも結構、泣くのも結構。映画と一緒にその顛末もお楽しみあ~れ。

◎福田雄一監督-コメント  
空知先生から大切な作品を任せていただいたこと、本当に光栄です。 たくさんのファンの方に支持されている原作です。原作の魅力を実写化でも表現できればと、僕が確たる信頼を寄せている最強のキャスト、スタッフに集結していただきました。 空知先生にお会いした時に「福田監督ということは今回ももちろん低予算ですよね!」と言われたのですが、銀魂ともなると、残念ながら?たくさんの予算を頂けました。この予算、たくさん笑えて感動出来る銀魂のために使い切りたいと思います。

◎映画『銀魂』
2017年公開予定
脚本/監督:福田雄一
主演:小栗旬
原作:『銀魂』空知英秋(集英社『週刊少年ジャンプ』連載)
製作:『銀魂』製作委員会 制作プロダクション:プラスディー
配給:ワーナー・ブラザース映画
(C)空知英秋/集英社(C)2017「銀魂」製作委員会

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