2016/06/26
6月27日付Billboard JAPAN週間セールスシングルチャート“Top Singles Sales”では、韓国の7人組ボーイズグループ・BTOB「L.U.V」が10.7万枚で1位。同じく韓国の7人組ボーイズグループ・Block B「Toy」が5万枚で2位に入り、韓流勢がチャート上位を占める形となった。
「L.U.V」は、BTOBの日本5thシングル。これまでリリースした1st~4thシングルの最高順位は、7位・2位・2位・2位だったので、今回が初の1位獲得となった。一方「Toy」は、Block Bが日本に向けて書き下ろしたバラードが表題曲となっている日本4thシングル。Block Bの場合、1st~3rdシングルの最高順位が、4位・4位・5位だったので、今作はこれまでの記録を上回る結果となった。
韓流アーティストのセールス力を見せつけた2タイトル。では売上げが多い地域に違いはあるのか。SoundScan Japanのセールスデータから両タイトルの店舗での初週売上げを地域順で見てみると下記のようになる。
「L.U.V」
1位:東京
2位:大阪
3位:愛知
4位:千葉
5位:神奈川
6位:兵庫
7位:京都
8位:埼玉
9位:福岡
10位:北海道
「Toy」
1位:東京
2位:大阪
3位:神奈川
4位:愛知
5位:兵庫
6位:埼玉
7位:京都
8位:宮城
9位:福岡
10位:栃木
1位は両タイトルとも東京が断トツの数字を出した。両アーティストのファンは、売上げの大きな部分を占めている東京に多いと推測できる。2位以下では、人口の多い大阪・愛知・神奈川など人口が多い地域が続く。目を引いたのは、京都が両方ともトップ10内に入っていることや「L.U.V」は神奈川よりも千葉の方が売れたこと、「Toy」は宮城が8位に入ったことなどだ。ほかのタイトルだとなかなか上位に食い込んでくるのが難しい地域で売上げを伸ばしているのは、彼らのセールスの特徴と言えるだろう。
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