2016/06/18
映画『クリ-ピ- 偽りの隣人』の初日舞台あいさつが18日、東京都内で行われ、出演者の西島秀俊、竹内結子、香川照之、川口春奈、東出昌大、藤野涼子、戸田昌宏、馬場徹、黒沢清監督が登壇した。
本作は、ある夫婦の日常が“奇妙な隣人”への疑惑と不安から深い闇へと引きずり込まれていく恐怖を描いたサスペンススリラ-。
西島は4月末に第1子が誕生し、東出も先月、妻で女優の杏が双子の女児を出産したばかり。それぞれプライベ-トで“パパ”になった二人は、司会者から「おめでとうございます」と祝福を受けると、「ありがとうございます」と笑顔を見せ、会場からも大きな拍手が送られた。
“他人に成り代わる”という本作のテ-マにちなみ、「自分なら誰に成り代わりたいか?」と尋ねられた登壇者たち。主人公の犯罪心理学者を演じた西島は「藤野さん。16歳でしょ。すごくみんなをフラットな目線で見ているような気がするんですよ。だからぜひ成り代わって(藤野さんの)世界を見てみたいですね」と回答。
西島と夫婦役を演じた竹内は「私は東出さん。このスラっとされたビジュアルからは想像もつかない、かわいらしいところがあるので…。さっきも裏で折り紙を折っていたのを見たんですが、私もその世界から物を見てみたいです」と笑った。
そんな東出は「香川さんになりたい。お芝居の中でも細かい動きを監督と話しながらされているのですが、0.1秒のお芝居の世界というか、そこのスピ-ドがすごい。どういうふうにお芝居の世界が見えているのかなと思って」と香川に尊敬のまなざしを向けたが、当の香川は「変なおじさんですよ。何も考えていないです」とあっけらかんとしていた。
一方、香川は身長の高い東出に憧れるようで「僕は東出さん。だって、ここに目線があるんですよ。どんな世界が見えるんでしょう?」と東出を見上げながら、「お子さんがお生まれになって、(その子どもたちが)東出さんに抱っこされただけで“俺超え”ですよ。何なら三つ子で、俺を抱っこしてくれないかな。そこで世界を見たい。最初から3階に住んでるようなもんでしょ」と畳み掛けて、笑いを誘った。
(左から)川口春奈、香川照之、西島秀俊、竹内結子、東出昌大
エンタメ OVO
関連記事
最新News
アクセスランキング
インタビュー・タイムマシン
注目の画像