2016/06/02
メタリカが10枚目となるスタジオアルバムをこの夏に完成させるべく、順調に作業を進めているようだ。しかしながら、ファンの耳に届けられるのは来年になる可能性も無きにしも非ずだという。
ヘヴィメタル/ハードロック専門誌“Metal Forces”のインタビューでドラマーのラーズ・ウルリッヒは、カリフォルニア州サンラファエルにあるスタジオ“Metallica HQ”にてタイトル未定のアルバムをレコーディングしており、完成間近だと話している。同アルバムは2008年の前作『デス・マグネティック』でエンジニアを務めたグレッグ・フィデルマンがプロデュースしているそうだ。
ウルリッヒは、「クリエイティブなプロセスはそろそろ終わりに近づいていて、このレコードをどうやって世界にシェアするかを考え始めているんだ。6月は基本的に、このレコードを何と呼び、何を収録するか、といったこと全てをじっくり考える時」と語っている。
また、「グレッグ・フィデルマンは去年の夏から毎日ずっと、このレコードにかかりっきりさ。彼はめちゃくちゃイイ仕事をしていて、起きている時間はほとんど、このレコードのエンジニアおよびプロデューサーとして俺たちをサポートしてくれているんだ」と加えたウルリッヒ。同アルバムを2016年中のリリースと考えたいものの、約束はできないとも語る。
「もし今年中に発売しなかったとしても、それは終わってないからではないさ。来年まで待った方が賢明だという何らかのきちんとした理由があってのことだ。でも、レコード自体はこの夏には完成するよ」と話している。
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