2016/05/25
6月25日より全国公開される映画『二重生活』(配給:スターサンズ)の、ちょっとオタクな場面写真と菅田将暉のコメントが届いた。
本作は、NHK『ラジオ』など多くの記憶に残るドラマを手掛けた映像作家・岸善幸が、直木賞作家・小池真理子の同名小説を大胆に脚色、映画化に挑んだ作品だ。主演には、映画『愛の渦』で数々の賞を受賞し、NHK連続テレビ小説『まれ』でも注目を浴びた、今最も活躍している女優のひとりである門脇麦を起用。今作で単独初主演となる門脇麦が演じるのは、見ず知らずの他人を尾行し、いつしか禁断の行為にはまっていくヒロイン。そして、尾行される男を演じるのは長谷川博己。恋人役に菅田将暉、尾行を勧める謎多き教授にリリー・フランキーなど多彩なキャストが揃い、「尾行を哲学する」といった、全く新しい心理エンターテインメントとなっている。
そして、『ディストラクション・ベイビーズ』『セトウツミ』『デスノート 2016』など多数の作品に出演し、個性的な役柄をこなす菅田将暉。本作では一転、主人公・珠と同棲中の恋人・卓也を演じ、ナチュラルな魅力を振りまいている。ゲームデザイナーとしてコツコツ働き、珠が尾行をしている最中も、仕事のために机に向かう。そんな卓也について菅田は、「もともと絵を描いていて、今は仕事をして生活をしていかなくてはならないから、グラフィックやゲームのデザインをしている。絵の才能がすごくあるわけではないけれど、まったく関係ないことを仕事にするのも嫌だし、と最初は嫌々はじめたところもあったと思うんです。でも頑張っていたら、評価されはじめたという過程があって。男としては、その過程を一番見て、褒めてほしいんですよ。大好きなものを、違う形で仕事にするつらさ。でもそれを乗り越えて、その道で評価をされるってすごいことだと思いますから。」とコメントを寄せた。是非、チェックしてほしい。
◎映画『二重生活』
2016年6月25日(土)より新宿ピカデリー他にて全国公開
監督・脚本:岸善幸『ラジオ』『開拓者たち』
原作:小池真理子『二重生活』(角川文庫刊)
音楽:岩代太郎
出演:門脇麦、長谷川博己、菅田将暉、河井青葉、篠原ゆき子、西田尚美、烏丸せつこ、リリー・フランキー
2015年/日本/カラー/126分/16:9/デジタル5.1ch/R15+
製作:「二重生活」フィルムパートナーズ
制作プロダクション:テレビマンユニオン
製作・配給:スターサンズ
配給協力:コピアポア・フィルム
宣伝:ミラクルヴォイス+Prima Stella
(c)2015『二重生活』フィルムパートナーズ
<ストーリー>
表参道、渋谷……移りゆく東京の街の風景のなかで、見ず知らずの他人を尾行し、いつしか禁断の行為にはまっていく――。
大学院で哲学を学ぶ珠(門脇麦)は、修士論文の準備を進めていた。担当の篠原教授(リリー・フランキー)は、ひとりの対象を追いかけて生活や行動を記録する“哲学的尾行”の実践を持ちかける。同棲中の彼(菅田将暉)にも相談できず、尾行に対して迷いを感じる珠は、ある日、資料を探しに立ち寄った書店で、マンションの隣の一軒家に美しい妻と娘とともに住む石坂(長谷川博己)の姿を目にする。作家のサイン会に立ち会っている編集者の石坂がその場を去ると、後を追うように店を出る珠。こうして珠の「尾行する日々」が始まった――
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