2016/05/25
5月28日付米ビルボード・ソング・チャートで、初登場首位デビューを飾った、ジャスティン・ティンバーレイクの新曲「キャント・ストップ・ザ・フィーリング!」。この曲は、2016年11月4日に公開予定のアニメーション映画『Trolls(トロール)』の主題歌としてリリースされ、映画にはジャスティン自身も声優として参加している。
その映画『Trolls(トロール)』の豪華声優陣が出演した、この曲のビデオが5月5日に公開され、すでに3000万回を超える視聴回数を記録している。ビデオには、女優のアナ・ケンドリックや、3月に来日したグウェン・ステファニー、アイコナ・ポップやジェームス・コーデン等が参加している。また、このビデオとは別バージョンのオフィシャル・ビデオも5月16日に公開され、様々なシチュエーションで、様々な世代の人たちが軽快にダンスするシーンが話題をよんでいる。
サビの「ダンス…ダンス…ダンス…」が、一度聴くと頭から離れなくなり、思わず腰が浮きそうになる超大道のポップ・ソング。昨2015年大ヒットした、マーク・ロンソンの「アップタウン・ファンク」や、マルーン5の「シュガー」に通ずるキャッチ―なナンバーで、アメリカでは、一周まわってこういう解りやすい曲がヒットする傾向にあるようだ。
プロデューサーは、おなじみマックス・マーティン。実は、ジャスティンがはじめて全米首位を獲得した、インシンク時代のシングル「イッツ・ゴナ・ビー・ミー」(2000年)も彼が手掛けたナンバーで、16年経った今、再び2人のコラボによるナンバーがNo.1を獲得したというのも、このビデオのダンスをコピーしたオリジナル・ビデオが、SNSやYouTubeで続々アップされていて、全世界で「キャント・ストップ・ザ・フィーリング!」フィーバーが巻き起こっている。
日本でも、結婚式やパーティーなどで、今後人気を集めそうだ。ジャスティンの3年ぶりとなる5thアルバムのリリースも、期待したい。
Text: 本家 一成
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