2016/05/23
深田晃司監督作品、浅野忠信主演映画『淵に立つ』が、現地時間21日夜に行われた第69回カンヌ国際映画祭“ある視点部門”にて審査員賞を受賞した。
本作は、下町で金属加工業を営む夫婦(古舘寛治、筒井真理子)のもとに突然一人の男(浅野忠信)が現れ、一見平和だった家族に“異物”が混入することで夫婦それぞれが抱える秘密があぶり出されていく人間ドラマ。深田監督は初のカンヌ参加で、“ある視点部門”の作品18本の中から選出された。主演の浅野忠信は、昨年の第68回カンヌ国際映画祭の同部門で、日本人初の監督賞を受賞した映画『岸辺の旅』以来、2年連続でのカンヌ受賞作品参加となる。映画『淵に立つ』はフランスの製作陣と共同制作が行われた日仏合作作品となり、日本では今秋全国ロードショーされる。関連記事
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