2016/05/11
平成生まれの作家として初めて直木賞を受賞するなど、今を駆け巡る小説家・朝井リョウによるベストセラー『何者』の映画化に伴い、ポスタービジュアルと特報映像(https://youtu.be/9-XoUMMkFOs)が解禁された。
同作は、小説・映画共に大ヒットとなった『桐島、部活やめるってよ』で等身大の高校生を描き切った朝井リョウが、就職活動を通して自分が「何者」かを模索する5人の大学生を描いた話題作で、既に映画化がアナウンスされていた。
主演は『バクマン。』『世界から猫が消えたなら』と立て続けに主演作が公開され、いま最も人気と実力を兼ね備える佐藤健。その他出演者には、有村架純、二階堂ふみ、菅田将暉、岡田将生、山田孝之と、世代を代表する若手実力派俳優陣が集結し、一筋縄ではいかないリアルな青春物語に挑戦。監督・脚本は『ボーイズ・オン・ザ・ラン』『愛の渦』といった映画でも高い評価を得ている、演劇界の若き鬼才・三浦大輔が担い、“痛いほど圧倒的な現代のリアル”が詰まったこの問題作を、深みのある演出で描き出す。
今回公開されたB5版チラシとポスターのビジュアルは、就職活動を題材にした本作の内容になぞり、就活の履歴書用証明写真を連想させるような各キャストの写真が並べられており、その複雑な表情で“自分は「何者」なのか”と問いかけてくる。さらに本作の重要な鍵となるSNSもの要素も絡めており、キャラクターをTwitterのアカウント名に見立てて表しているという。チラシとポスター共に5月14日より全国の劇場にて掲出される予定だ。
そして特報映像では、「これが僕たちのリアル」というコピーと共に、ベールに包まれた6人の個性的なキャラクター像が明らかとなる。スーツ姿で企業説明会や試験などの就活に奮闘するシーン、さらに拓人(佐藤健)・瑞月(有村架純)・光太郎(菅田将暉)の三角関係を感じさせるシーンなど、生々しい日常をリアルに切り取っているほか、原作の中で描かれていない、多くの観客から拍手を送られ拓人が佇んでいる映画オリジナルの場面も盛り込まれており、独特な雰囲気を醸し出している。
“果たして自分は「何者」なのか?”という誰しも考えさせられるテーマを、6人の若者の就職活動と日常を通して突きつける。この秋、注目の“超観察エンタテインメント”がついに本格始動となった。
(C)2016映画「何者」製作委員会
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