2016/04/18
KISSのポール・スタンレーが肩の手術を受けたため、予定されていたショーに参加できなかったことが明らかになった。
スタンレーは、「二頭筋腱が断裂してしまった。ネジと縫合で元通りに固定する手術をしたんだ。今できることがあまりない!」とフェイスブックおよびツイッターで報告するとともに、「素晴らしいドクターのおかげで、ツアーのず~っと前には良くなってロックする準備ができているはずさ!」とも綴っている。
4月15日に行われた多発性硬化症の研究のためのチャリティ・コンサートでは、ジーン・シモンズ、トミー・セイヤー、エリック・シンガーの3人が、お馴染みのステージメイクと衣装に身を包んで4曲を披露した。KISSはビバリー・ヒルトン・ホテルにおける第23回【Race to Erase MS(多発性硬化症撲滅の闘い)】資金調達イベントでヘッドライナーを務めたのだ。
人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』の元審査員ランディ・ジャクソンがバンドを紹介し、スタンレー不在の理由を説明。KISSのこの夏のツアーまでには回復するだろうと話した。
KISSの他、エリック・ベネイ、デイヴィッド・フォスター、音楽オーディション番組『ザ・ヴォイス』の優勝者ジョーダン・スミスなどが出演した同チャリティ・ディナー。神経系疾患である多発性硬化症の治療法開発のためにと、当日集まった寄付金は25万ドル(約2,700万円)以上にもおよんだという。
ポール・スタンレー抜きで行われたトリオ編成によるKISSの同パフォーマンス映像は現在、YouTube上で視聴できる。
◎KISS "Cold Gin" & "Rock and Roll All Nite" Live at The Beverly Hilton, Race to Erase MS Gala 4/15/16
https://www.youtube.com/watch?v=bPByXbjMa0c
Tore my bicep tendon. Surgery reattached it with a screw and stitches to anchor in place. Not much I can do now! pic.twitter.com/qAffGBIYBG
— Paul Stanley (@PaulStanleyLive) 2016年4月15日
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