2016/04/11
WEAVERが、約2年ぶりとなる全国ツアー【WEAVER 11th TOUR 2016「Draw a Night Rainbow」】を、4月9日に大阪・オリックス劇場よりスタートさせた。
約3年ぶりのオリジナルアルバム『Night Rainbow』を引っ提げての全国ツアー。メンバーが登場するや否や、会場は大歓声に包まれる。「会いたかったよ、大阪!!」とピアノ&ヴォーカルの杉本雄治が嬉々とした表情で、飛び跳ねる様にステージ上を駆け回る。はじけ飛ぶサウンドで、「くちづけDiamond」などアルバム収録曲を次々と奏でていく。会場全体に手拍子の渦が巻き起こり、それに応えるかのようにメンバーの演奏も徐々に昂る。NEW ALBUMでは、ピアノロックバンドならではのWEAVERらしい楽曲の他にも、四つ打ちのリズムに軽快なピアノ、シンセサウンドでつむぐ、カラフルなサウンドが印象的な楽曲も多く、3人の織り成すグルーヴが気持ちいい。
中でも新機軸の代表曲とも言える「KOKO」では、サウンドと絶妙に絡んだライティングで、会場のボルテージも一気に上がり、アルバム『Night Rainbow』が示す世界観が存分に示された演出に一気に引き込まれていく。途中のMCでは、ベースの奥野翔太が、「緊張感がハンパない…」と、ツアー初日ならではの心情を吐露しつつも、「初日を地元大阪で迎えられるのはうれしい。」と喜びを語る場面も。ドラムスの河邉徹は、「輝けるように頑張ります!!」と意気込みを語り、杉本は「ここにいるみんなでしか創れない、最高の虹を描きたい!!と、さらにこのツアーにかけるメンバーの想いを強く述べた。
セットリストにはアルバム収録曲だけでなく、WEAVERの真骨頂といえる、優しさあふれるメロディに 力強い意志を込めた既存の代表曲なども含まれており、その飽きさせない演出に観客の興奮はいっそう勢いを増していた。今回のツアーは、間違いなく次のフェーズに進んだWEAVERを確認できるものといえるだろう。「これは、僕らとみんなでアルバムを完成させよう、というツアー」と奥野。最高のアルバムができた喜びと、感謝の気持ちを伝え、さらにアルバムは進化していくという想いを語ると、杉本が「これからも3人でしか生まれることのない音楽を、みんなにしっかりとぶつけていきます!」と熱い決意を胸に、初日を締めくくった。ツアーは全国9カ所で展開。ファイナルは5月6日に東京・NHKホールで開催され、そこまで一気に駆け抜けていく。
また本日、2月11日に開催されたプラネタリウムイベント【“Rainbow Lounge】のライブシーンが公開。本映像は、再生中にスマートフォンなどを動かすと上下左右前後を一周見渡すことができる「360度動画」となっており、まるでその会場に自分がいるかのようなバーチャルリアリティを体験することができる。
◎WEAVER「KOKO」360度動画 at 【Rainbow Lounge】
https://youtu.be/1jQMuNcunzg
◎公演概要 WEAVER 11th TOUR 2016【Draw a Night Rainbow】
4月9日(土)大阪・オリックス劇場
4月10日(日)名古屋・日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
4月16日(土)高松・アルファあなぶき小ホール
4月17日(日)静岡・グランシップ 中ホール・大地
4月29日(金・祝)福岡・福岡国際会議場メインホール
4月30日(土)広島・広島JMSアステールプラザ中ホール
5月2日(月)仙台・若林区文化センター
5月4日(水・祝)札幌・札幌サンプラザホール
5月6日(金)東京・NHKホール
◎リリース情報『Night Rainbow』
初回盤(CD+DVD):3,611円(tax out) AZZS-43
通常盤(CD):2,500円(tax out) AZCS-1053
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