2016/04/01
3月31日 SKE48宮澤佐江の卒業公演としてチームS【制服の芽】公演が、SKE48劇場にて行われた。
3月3日と4日の2日間、日本ガイシホールで卒業コンサートを行った宮澤佐江が、3月31日 SKE48劇場で最後の劇場公演を行った。2014年4月よりSKE48を兼任して2年、チームSメンバーと幾度となく踊った劇場ステージに宮澤らしく満面の笑顔で現れ、「恋を語る詩人になれなくて」「制服の芽」など披露。宮澤は「卒業公演らしいんですけど、本当に自分自身実感がなくて困っております。だけど、私は既に悔いがありません。なので、今日は楽しみたいと思います。思いっきりその楽しんでる姿、そしてチームSのみんなとアイコンタクトをしたり思い出を作ってる私の姿をみなさんぜひ目に焼き付けて下さい。みなさん、今日は最高の日にしましょう。よろしくお願いします。」と挨拶。
ユニット曲「万華鏡」では、犬塚あさな、大矢真那、竹内舞、宮前杏実と一緒に息の合ったパフォーマンスを。アンコールが始まると、場内は“佐江ちゃん”コールに包まれ、いよいよ卒業モードになった。宮澤が、最後にチームSのメンバーとみんなで披露するために……と考えたセットリストは、「放課後レース」~「消せない炎」~「DIRTY」~「素敵な罪悪感」と、宮澤がSKE48を兼任してからできたチームS楽曲4曲のメドレーでスタート。続いて、2014年4月にさいたまスーパーアリーナで行ったSKE48単独コンサートで宮澤が最初にチームSとして披露した「RESET」をパフォーマンス。
宮澤がSKE48を兼任してからの軌跡映像が流れ、ドレスを着た宮澤がステージに現れ、本人の卒業曲である「旅の途中」を歌い始めると、宮澤含め全メンバーの瞳から別れを惜しむ涙が流れた。宮澤が声を震わせながら最後まで歌い上げると、松井珠理奈が感謝と激励の言葉を手紙で贈り、宮澤の卒業をチームS全員で祝福した。
それを受けて宮澤も感謝の挨拶を述べると、自分が参加していないチームSの最新シングル収録曲「彼女がいる」を曲紹介し、客席横でメンバーが披露する姿を見守った。新リーダーとなり、この楽曲のセンターを務める矢方美紀が「この曲には佐江ちゃんはいません。でも、これからもチームSはすごいチームなんだよ! って胸張って言えるように、そして、佐江ちゃんがいなくてもSKE48として、チームSとして、佐江ちゃんのように太陽みたいに前を向いていきたいと思います。佐江ちゃん、そしてみなさん、見てて下さい。」と挨拶し、その言葉のとおり、寂しい気持ちを払拭するかのように全力でパフォーマンスして、チームS【制服の芽】宮澤佐江卒業公演を終了した。
◎松井珠理奈、宮澤への手紙
佐江ちゃん、まずはSKE48に来てくれて本当にありがとう。みんな佐江ちゃんからはいろんなことを教えてもらいました。かっこいい佐江ちゃんの背中をいつも追いかけて来たので、正直わたしたちも寂しいです。でも、佐江ちゃんが卒業した後も安心してSKE48を見守ってもらえるようにこれからもメンバーと一緒に頑張るね。今までSKE48のことを支えてくれたから、これからは自分の道で活躍する佐江ちゃんを見れるのを楽しみにしています。でも、SKE48が本当にピンチな時は助けにきてください。本当に卒業おめでとうございます。
◎宮澤佐江 卒業コメント
ついにこの日がやってきちゃいました。こうして今ドレスを着てステージの真ん中でお話させてもらってるけど、やっぱりまだ実感がなくて(笑)。10年間短かったけどすごいいろんな時間を味わってやっぱり長い時間だったんだな~と今、話しながら実感しています。なんで泣いてるかと言ったら、本当に私はSKE48に感謝しています。アイドルとしてのやるべきことは自分でもうやったと思うし、悔いはひとつもありません。だけど、SKE48のメンバーと離ればなれになることがすごく寂しいです。私は2年前のチームSの初日公演の時に、「すごいチームになります。すごいチームにしてみせます。」と言いました。すごいチームになったでしょう? この2年で、自分で自慢できるくらいこのチームが素敵なチームになったなと思います。でもそれは私の力ではなくて、はじめてやってきた、外からやってきた私を1日も早く仲間にしてくれたチームSのメンバーのおかげです。 みんな本当に本当にありがとう。そしてSKEのファンの皆様、こんな私をSKE48の劇場で、そして先日のSKE48単独のガイシホールの卒業コンサート、卒業公演をやらせていただき本当にありがとうございます。
最初はいろんな方からいろんな言葉をかけてもらったり、正直戸惑うこともありました。だけど負けずにやってきてよかったと、今はそんなことは忘れてとにかくこの2年が楽しかった、楽しいことでいっぱいだったと笑顔で言えます。 いっぱい迷惑や心配もかけちゃったけど、こうやって私が終止符を打たせていただけたのもSKE48のファンの皆様のおかげです、本当にありがとうございます。
そして私を応援してくださっているファンの皆さん、10年間アイドルを突っ走ってやってきました。何処でみんなと出会って、どこで私を知って、どんな形で応援してし始めたかそれぞれ分からないけど、本当に私を見つけてくれて育ててくれて応援してくれてありがとうございます。これから先のこと不安でいっぱいだけど、みんなは私の自慢のファンの皆さんです。だからいろんなことがこれからあると思うけど、みんなと一緒にこれからも一歩づつ前に進んでいきたいし、みんなに背中を押してもらいたいなって思っています。もちろんこれから一人で活動していくうえでもっともっと宮澤佐江を知ってもらって、ファンの人も増やしていかなきゃってすごく思うけど、でも、この48グループで出会って、今応援してくれているみなさんがずっといてくれたら、別に増えなくてもいいやって思えるくらい私は皆さんを信じてるし、皆さんのことを愛しています。本当に本当にありがとうございます。
(C)AKS
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