2016/02/16
尼崎が生んだ昭和ピンク歌謡の貴公子 リバーシブル吉岡が、4年ぶりの新作アルバム『ノーリターン』を4月6日にリリースすることが明らかになった。
彼を知らない人はまだ多いかもしれないが、ダイレクトすぎるタイトルの「昼下がりの小陰唇」をはじめ、恥骨と恥骨が行き来する様を楽器に例えた「君と僕はカスタネット」や、“ちんすこう”“かんそうマンゴー”“くりまんじゅう”といった名産品を歌詞にした「お土産の歌」、子供へ向けた素直な愛情をしたためた「親心」など……。フォーマルなスーツに妖しげなベネチアンマスクで顔を隠し、変態的な歌詞を歌謡曲風のサウンドに乗せて届ける異色のシンガーソングライター リバ様ことリバーシブル吉岡。
そんな彼がこの春リリースすると発表した新作『ノーリターン』は、序盤こそ「先っちょだけでAから」「CKB -乳首の呪縛-」と相変わらずだが、「慈悲心」「ふるさと」「AM2:00」など意味深な楽曲が多く、作品の最後には水曜日のカンパネラのサウンドプロデューサーにしてリバ様の隠れファンというケンモチヒデフミREMIXも。またアルバムジャケットは清純派セクシー女優のデビューDVDをイメージし、さわやかでしっとりしたデザインという念の入れようだ。
さらに彼のオフィシャルサイトでは、ケンモチヒデフミや稲村太佑(アルカラ)、ミズタマリ(エムトピ)、サクライケンタ、キュウソネコカミ(&マネージャー)らから届いた応援コメントを掲載。そして音楽配信サイトototoyでは、「CKB -乳首の呪縛-」のハイレゾ、高音質配信を3月13日までの期間限定で行っている。
◎アルバム『ノーリターン』
2016/04/06 RELEASE
RYMC-0003 2160円(税込)
◎リバーシブル吉岡への応援コメント
これを聞かずして何を聞く!?
ケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)
「ふるさと」とはこんなにも素晴らしいところだったのですね。
ふるさとからあんなに出たい出たいと旅立ったのに、我々は今、帰りたい帰りたいと思っている。
稲村太佑(アルカラ)
初めてリバーシブル吉岡さんのライブを見たのは高校1年生の冬でした。当時、歌詞の意味も深く考えず、ただ頭に残ったフレーズを学校で口ずさんでいたのが今となってはとても恥ずかしいです。
ミズタマリ
尼崎が生んだ変態。3rdアルバム聞かせて頂きました。どうしても歌詞に耳が向きがちですが、その90年代な宅録サウンドは今の時代にどうやって作っているのか不思議で、とても懐かしい気持ちにさせてくれます。
サクライケンタ(株式会社ekoms代表)
このCDはホンマに凄い…!ノーコメント!
キュウソネコカミ 一同
これまでのリバ様の音楽「性」とは少し異なった作品になっている印象を受けた。だが、圧倒的にこいつのがヤバい。
今まで少しオブラートに包んだエロスを巧みな話術と歌唱力で表現し、「ピンク歌謡の帝王」と言われてきたリバーシブル吉岡。だが、今回の音源では極めてエモーショナルで直情的、かつストレートにエロを表現している。ジャンルとして、これはもはや「ピンク歌謡」ではなく「ピンクパンク」とでも言った方がよいかもしれない。セックスピストルズからピストルズを抜いたようなパンク的精神性。今、パンクのアティテュードを最も体現しているのはリバーシブル吉岡だと言える。
ベッド・インよりも激しく、クリトリック・リスよりもエモーショナル!
僕がもしレーベルオーナーなら、こんな危険な作品は出せません!色々とヤバすぎる…。
発禁処分で買えなくなる前にマストで買っておくべき作品です。イエーーーース!!!
はいから(キュウソネコカミMg.)
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