2016/02/01
デヴィッド・ボウイが生前、自分の遺灰は“仏教の儀式にのっとり”バリ島に撒いてほしいと望んでいたことや、財産の大半をふたりの子どもとスーパーモデルの妻、イマンに遺したことが、1月29日にマンハッタンに提出された遺言書により明らかになった。
本名デヴィッド・ロバート・ジョーンズ(David Robert Jones)の名で提出された20ページの遺言書によると、遺産はおよそ1億ドル(約120億円)相当とのこと。内訳は記載されていない。
ボウイはイマンと住んでいたソーホーの家とその他資産の半分を彼女に遺した。また、前妻との息子ダンカン・ジョーンズには25%を、娘のアレクサンドリアも25%とアルスター郡(ニューヨーク州)山中の家を遺し、長年個人秘書を務めたCorinne Schwabにも200万ドル(約2億4,000万円)とOppossum Inc.という会社でボウイが所有していた株式を、そしてアレクサンドリアの乳母Marion Skeneには100万ドル(約1億2,000万円)を遺した。
2004年に遺言書を準備していたボウイ。インドネシアでの火葬が“現実的でない”場合には、遺体を火葬し、遺灰をインドネシアに撒くことを望んでいたようだ。遺言書と一緒に提出された死亡証明書によると、遺体は1月12日にニュージャージーで火葬されたという。
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