2016/01/27 14:41
Billboard JAPAN Top Classical Albums第1位には、毎年1月1日に行なわれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの2016年のライブ・レコーディングがチャートインした。今年は巨匠マリス・ヤンソンスが2012年以来3回目の登場、ウィーン少年合唱団も4年振りの登場となり話題となった。演奏曲目は定番の「美しく青きドナウ」「ラコッツィ行進曲」に加え、「皇帝円舞曲」「天体の音楽」、ポルカ「狩り」などの有名曲、更にニューイヤー・コンサート史上初めて登場する作品が8曲含まれている。ヤンソンスもウィーン少年合唱団も今年来日を控えており、今後それぞれのアルバムがチャートに浮上してきそうだ。
第2位には、辻井伸行によるベストアルバム『THE BEST』がチャートイン。37回目のチャートインとなった。同時に12位に2010年リリースの『マイ・フェイヴァリット・ショパン』が、20位に去年リリースした『ショパン:ピアノ・ソナタ第2番、第3番』がチャートインし、1月6日を皮切りに現在ツアー中の「ショパン・リサイタル」の影響が大きく見えるチャートインとなった。本ツアーは1月と3月後半に行われるため、この期間中はまだまだ辻井のショパンがチャートを賑わす存在になりそうだ。
その他、4位に去年リリースされた反田恭平のデビュー盤『リスト』が再浮上。2015年9月21日付同チャート以来、7回目のチャートインとなった。1月23日に行われたサントリーホールでのデビュー・リサイタルは満員の観客が詰めかけ、次回夏に行われる連日3日のリサイタルの予告も行われた。
また、今月デビュー盤リリースで7位に彗星のごとく登場したのはイタリア、ポーランドで活躍するピアニスト、宮本ミサ。1月後半以降、リリース記念コンサートやサイン会も予定されており、今後のチャートインも期待される。
text:yokano
関連記事
最新News
関連商品
アクセスランキング
1
【ビルボード 2025年 年間Top Lyricists】大森元貴が史上初となる3年連続1位 前年に続き5指標を制する(コメントあり)
2
【ビルボード 2025年 年間Artist 100】Mrs. GREEN APPLEが史上初の2連覇を達成(コメントあり)
3
【ビルボード 2025年 年間Top Albums Sales】Snow Manがミリオンを2作叩き出し、1位&2位を独占(コメントあり)
4
【ビルボード 2025年 年間Top Singles Sales】初週120万枚突破の快挙、INI『THE WINTER MAGIC』が自身初の年間首位(コメントあり)
5
<年間チャート首位記念インタビュー>Mrs. GREEN APPLEと振り返る、感謝と愛に溢れた濃厚な2025年 「ライラック」から始まった“思い出の宝庫”
インタビュー・タイムマシン







注目の画像



2月1日付 Billboard JAPAN Top Classical Albums
NEWS「ヒカリノシズク」セールス大差でビルボード総合首位、SMAPはμ'sを押さえ2位をキープ
back number『シャンデリア』が約1か月ぶりの首位に、miwaのバラードコレクションは一歩届かず
「ラブライブ!」BiBiがアニメチャート首位で3連続リリース大成功 12年越しアジカン「Re:Re:」が今週20位に
話題のガールズ・グループ=フィフス・ハーモニー、ジャスティン・ビーバーを抑え洋楽チャート堂々の1位に










