2016/01/22 16:20
AKB48【高城亜樹・永尾まりや 卒業コンサート】が、1月21日 東京ドームシティホールにて開催された。
昨年12月にそれぞれAKB48からの卒業を発表した高城亜樹と永尾まりやの卒業コンサートは、AKB48グループ初の合同開催という形で行われた。まずは、永尾まりやとその同期である9期たちとのパフォーマンスで幕開け。9期生のお披露目公演で披露した「RIVER」、チーム4として愛着のある「走れ!ペンギン」、フリが覚えられなくて苦労したという「そばかすのキス」と、永尾や9期生にとって思い出深い楽曲から始まった。
続いて高城亜樹が登場。ステージに設置された高城家の大きな“こたつ”に、大家志津香と北原里英と並び、高城が最速で研究生から正規メンバーに昇格した際の思い出などを語り合った。その後も、高城を慕うメンバーが次々とこたつでの団らんに加わり、思い出話や今だから言えるエピソードに花を咲かせていく。そして高城の“こたつ”に対し、永尾は“バー”のセットで、次々に来店するメンバーとトークを繰り広げた。その後は「アボガドじゃねーし」「ジッパー」「君は僕だ」などのユニット曲をメドレーで披露。
公演が中盤に入り、それまで別々にステージに登場していた高城と永尾が、ついに一緒にステージに登場。高城が憧れの先輩とする小嶋陽菜と大島優子のユニット曲「スキャンダラスに行こう」を2人で披露した。その後も高城家の“こたつ”には次々にメンバーが訪問。伊豆田莉奈たちが卒業記念ポスターと称して自分がメインのポスターを高城にプレゼントしたり、明らかに柏木由紀が登場する雰囲気の中、なぜか卒業生である内田眞由美が登場し「渚のCherry」を披露するなど、卒業公演であることを忘れさせるようなステージ構成で会場を盛り上げた。
そんな楽しいムードも終盤では一変。永尾は「まりやぎさんからのお手紙」として、「何百人もいる女の子の中から、私を見つけてくれてありがとう」と、これまで支えになってくれたファンに感謝の言葉を綴った手紙を読み上げた。そんな永尾に対し、特に親交が深かった後輩の阿部マリアと、同期としてAKB48加入後の辛い時期を支えあってきたという島崎遥香から、これまでの感謝とこれからも変わらない友情の言葉が伝えられた。
高城は、同期ではないものの境遇が似ていてともに活動することが多かったという北原里英と「思い出のほとんど」を互いに涙を流しながら歌唱。さらに2人しかいなかった6期生唯一の同期である卒業生の野中美郷も駆けつけ、一緒に「向日葵」を披露した。
アンコールでは、高城は純白のドレス、永尾は真紅のドレスにそれぞれ身を包み、ステージに登場。永尾は自身の22歳の誕生日である3月10日に1st写真集を発売することを発表し、高城もこれまで応援し続けてくれたファンに、涙を浮かべながらも「立ち止まりたくない」と今後も自分の限界に挑戦し続けていくことを誓った。
最後は、全員で「アリガトウ」を歌唱。2人を慕って集まってくれた仲間たちに囲まれ、笑顔で卒業コンサートを締めくくった。なお、2人のAKB48劇場での卒業公演日程は、追って発表される予定だ。
(C)AKS
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