2016/01/14 17:15
同世代の女性から圧倒的な支持を集め、昨年末に日本橋三井ホールでの2日間公演も成功させた“恋愛の神様”古内東子が、1月13日、六本木・ビルボードライブ東京で2016年最初の公演を開催した。
大きな拍手に迎えられ、古内東子がまずはソロでオン・ステージ。事前のインタビューでも「久々にやる」と公言していた「逢いたかった」を弾き語りを披露すると、観客を“恋愛の神様”の世界へと一気に惹き込んだ。古内が全幅の信頼を寄せる河野伸(キーボード / ピアノ)、山本タカシ(ギター)と2009年のビルボードライブでの公演以来となるトリオ編成を組んだ今回、古内自身もピアノを弾いたり、センターマイクでしっとりと歌い上げるなど、曲ごとに様々な表情を見せ観客を魅了した。
久々に披露したという「ドアを叩くように」やこの季節にぴったりな「淡雪」、ちょっと季節を先取りした雰囲気の「コラージュ」など、バラエティに富んだ楽曲をテンポよく披露し、MCでは観客とのやりとりをするなど、同会場ならではの親密で和やかなムードに包みこまれた。アンコールではステージ後方のカーテンが開き、冬の夜景に加え眼下の広場でスケートを楽しむ人々の姿が彼女のパフォーマンスを一層ロマンティックに引き立てた。ライブ冒頭で「日頃の疲れを取って頂きたい」と語ったように、しっとりとした中にも高揚感のある歌と演奏で心地よい雰囲気に満たされ、慌ただしく過ぎて行った年始の疲れを癒してくれた。
公演は1月15日にも同会場で行われる。寒さが一段と厳しくなってきたこの頃、古内東子の優しく、暖かな歌声に包まれてみてはいかがだろう。
なお、本公演は、2月5日にAmazon Recordsよりライブ盤がリリースされる。
◎公演情報
【古内東子】
ビルボードライブ東京
2016年1月13日(水)・15日(金)
公演詳細>
◎リリース情報
『古内東子 Billboard Live 2016 [LIVE DIRECT]』
2016/2/5 RELEASE Amazon Records
2,800円(tax in)
CD詳細>
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