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2016/01/01

「Let It Whip」から「Uptown Funk」へ。新旧の名ファンク・ナンバーで2016年の幕開けを飾ったカウントダウン・ライブ

 「ディスコ」が再び盛り上がりを見せた2015年。そんな2015年の締めくくりと2016年の新たな門出を飾るべく、80年代を彩ったファンク/ディスコ・バンド、ダズ・バンドが12 月31日、「2015 Yearend Disco & Funk Party」と題したカウントダウンライブを六本木・ビルボードライブ東京で開催した。

  午後10時30分、フロントマンのボビー・ハリス、ドニ―・サイクス、ジョナサン・セレスティンが大きな歓声に迎えられオン・ステージ。「Party Right Here」でショーの幕開けを飾ると、グル―ヴィーなサウンドに会場は一気に当時のディスコにタイムスリップしたかのようにヒートアップ。フロントマンの3人も会場の熱気に負けじとオーディエンスを煽りながら、アグレッシブな演奏とコーラスワーク、ときおり振付も交えて「Swoop (I'm Yours)」、「Keep it Live」を披露。「Joystick」ではショーマンシップ溢れるコール&レスポンスで会場を大いに盛り上げた。

 ライブ中盤には、昨年来日公演も行ったシックの「Le Freak」、そしてドラムソロを経てヒートウェイヴの「The Grooveline」と往年のディスコ・チューンをカバー。オーディエンスのテンションも最高潮に達すると、そのままダズ・バンドの代名詞とも言えるヒット曲「Let It Whip」で畳み掛け、息をつかせぬファンク&ディスコ・チューンのオンパレードで2015年の終わりを一気に駆け抜けた。

 小休憩を挟み、いよいよ2016年へのカウントダウンがスタート。「ハッピー・ニューイヤー」の掛け声とともにバズーカ型のクラッカーを打ち鳴らして2016年の幕を切って落とした後、80年代を彩ったダズ・バンドが今年最初の1曲として披露したのはなんと、2015年世界中を熱狂させた大ヒット曲「アップタウン・ファンク」。思わぬ、そして粋な選曲は、2015年のディスコ・ムーブメントをそのまま引き継ぐ印象的なパフォーマンスとなった。ミラー・ボールが煌めく中、2016年の「踊り始め」にふさわしい、最高にファンキーショーで新たな年のスタートを華やかに演出してくれた。

Photo: Yuma Totsuka

◎公演情報
2015 Yearend Disco & Funk Party featuring ダズ・バンド
2015年12月31日(木)ビルボードライブ東京
http://www.billboard-live.com

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