2015/12/24
ジャニーズWESTの重岡大毅が、映画『殿、利息でござる!』に出演していることが分かった。
本作は、江戸中期を舞台に年貢の取り立てや労役で困窮する宿場町を守るため、住人たちが立ち上がるというストーリー。重岡が演じるのは、阿部サダヲ演じる主人公・穀田屋十三郎の息子・音右衛門だ。幼い頃に母を亡くし、父と妹との3人暮らしの中、家業の造り酒屋を支えてきたしっかり者で、家のことよりも宿場町を救いたいと私財を投げ打つ父に、激しく反発する息子を演じる。
今回で時代劇映画への出演は3作目となる重岡は、「豪華俳優陣、スタッフ、そして中村監督と共に、この作品に携われた事を嬉しく思います」と喜びを露わに。中村監督は「重岡くんはいじられ上手の、本当にいいヤツ。こんなんであの嫌なヤツを演じられるのかなと不安になりましたが、カメラが回ると、実に、ものすご~く、嫌なヤツになるんです」と明かした。
重岡も「この作品は現代人が、忘れているかもしれない、大事な心を思い出させてくれる、素敵な作品」と太鼓判を押す映画『殿、利息でござる!』は2016年5月14日ロードショー。
◎重岡大毅(ジャニーズWEST)コメント全文
豪華俳優陣、スタッフ、そして中村監督と共に、この作品に携われた事を嬉しく思います。役どころは、阿部サダヲさん演じる穀田屋十三郎の息子の、音右衛門です。しっかりものの音右衛門ですが、人の為に私財を投げ打つ父に、激しく反発します。そんな音右衛門を精一杯、沢山の人に支えられながら演じました。この作品は現代人が、忘れているかもしれない、大事な心を思い出させてくれる、素敵な作品だと思います。是非劇場でご覧になって、沢山笑って、そのぬくもりを肌で感じて下さい!
◎中村義洋監督 コメント全文
重岡くんが演じたのは、嫌~なヤツです。でも重岡くん本人はいじられ上手の、本当にいいヤツで、こんなんであの嫌なヤツを演じられるのかなと不安になりましたが、カメラが回ると、実に、ものすご~く、嫌なヤツになるんです。これは重岡くんファンも重岡くんを嫌いになるに違いないな、と思いましたが、そんな嫌なヤツも変わるわけで…こに一縷の望みをかけて、「嫌なヤツ・重岡くん」を観てもらえれば嬉しいな、と思います。
◎池田史嗣 (松竹)プロデューサー コメント全文
今回の中村組はまさにオールスター、主演級勢揃いの錚々たるメンバーの中、重岡さんは全く憶すことなく持ち前の明るさで現場にとけ込みつつ、いざ本番では本来の天真爛漫さを封印し、高い集中力で難役と向き合い、しっかりと期待に応えてくれました。芝居勘が良く、度胸満点で魅力的、映画俳優としても大器であることは間違いない、と思います。そんな重岡さんの勇姿、どうかお見逃しなく。
◎公開情報『殿、利息でござる!』
2016年5月14日(土)全国ロードショー
(C)2016「殿、利息でござる!」製作委員会
出演:阿部サダヲ 瑛太 妻夫木聡 他
監督:中村義洋
脚本:中村義洋、鈴木謙一
原作:磯田道史『無私の日本人』所収「穀田屋十三郎」(文春文庫刊)
製作:「殿、利息でござる!」製作委員会
配給:松竹
公式HP:www.tono-gozaru.jp
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