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2015/12/05

ふぉ~ゆ~「“座長感”を盗んでいきたい」 共演の西岡徳馬から刺激を受ける

 舞台「REPAIR~アナタの人生、修理(リペア)しませんか?~」の公開舞台稽古が5日、東京都内で行われ、出演者でジャニ-ズjr.ユニットふぉ~ゆ~の福田悠太、越岡裕貴、辰巳雄大、松崎祐介の他、唯月ふうか、林田一高、西岡徳馬が出席した。
 4人の東宝演劇初主演となる本作は、古ぼけた油まみれの自動車修理工場を舞台に、人生の目標を失った4人の青年がガチンコバトルを通して自分たちの人生を“修理”していく様子を描く。
 稽古の様子について尋ねられた福田は「みんなで楽しく話し合いながらという感じ」と明かし、「特に西岡さんがみんなの役を誰よりも理解されていて、『こうしたらいいんでないか』といったアドバイスをたくさんしてくれた」と感謝を口にした。
 これに対して西岡は「(アドバイスをすると)明らかに変わってどんどん(舞台が)熱くなる。せっかくやるんだったら“いいな”と思うものは採用してもらえれば」と照れ笑いを浮かべながら「“要らない”と思うものは捨ててくれていいので」と控えめにコメントした。
 リポ-タ-から「要らないということもあるの?」と問われた4人は「いやいや、全くありません。ありがたい限りです」と口をそろえて、笑いを誘った。
 特に心に響いた西岡のアドバイスを尋ねられた越岡は「ご飯を食べに行った時に『これでいいやって思ったら駄目だ。それ以上は、伸びなくなるから』と言われ、胸に熱いものが込み上げてきた」としみじみと振り返った。
 これまでの食事会はすべて西岡のおごりだったようで「僕らが座長なのに…」と申し訳なさそうな4人。西岡の舞台に向かう姿勢に刺激を受けたという辰巳は、あらためて「これからはこの“座長感”も僕らは盗みたいと思う。今までバックで培ってきたものをどんどん“リペア”して僕らが座長になっていかなければいけない」と気持ちを引き締めた。
 福田も、今回の舞台稽古を通じて「そもそもステ-ジに立つ、この仕事をやる、ということの意味をあらためて考えさせられた」と真剣な面持ちで語った。
 中盤に登場する“生着替え”シ-ンの話題になると4人は「良いお尻してました?」とリポ-タ-に逆質問。「パンツはそれぞれ自分で選んだ衣装です」と胸を張り、「日替わり?」という突っ込みには、否定しながらも「いい案ですね」とノリノリだった。
 さらに、冒頭に登場するダンスシ-ンは「自分たちで考えた」といい、「もしかしたら本番が始まってからもリペア(改良)されていく可能性がある」とのこと。さらに、序盤で水をかぶるシ-ンがある越岡は「『滝沢歌舞伎』以来。本当に新鮮でお客さんの反応が楽しみです」と声を弾ませていた。
 舞台は都内、シアタ-クリエで5日~14日、大阪、梅田芸術劇場シアタ-・ドラマシティで17日~20日まで上演。

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