2015/10/23
映画『劇場霊』(11月21日公開/松竹配給)が【第28回東京国際映画祭】の特集「日本のいちばん怖い夜~Jホラー降臨」にて、ジャパンプレミアを実施することが決定し、22日のオープニングレッドカーペットに主演の島崎遥香(AKB48)と中田秀夫監督が登場した。
国内外多くのマスコミが駆けつけ、一般の観客も数時間前から長蛇の列を作るほど熱気にあふれたレッドカーペットに、島崎遥香と中田秀夫監督が颯爽と登場。【第21回エトランジェ映画祭】に引き続き、国際映画祭への参加となる島崎遥香は、ROMANA KEVEZAの天使のような白い羽根をちりばめた純白のドレスとルブタンの靴に身を包み、初のレッドカーペットを踏みしめるように喜びに満ちた表情で、マスコミからの質問やお客さんからのサインリクエストに応えていた。
中田秀夫監督は黒のスーツで、本作から生まれた人形キャラクター「ちょうだいちゃん」を携えながら、島崎遥香をエスコートし、両手に花(?)状態。2人は談笑しながらゆっくりとレッドカーペットを歩き、熱烈な歓迎を楽しんでいた。
--劇場に行くのが怖くなる映画でした。どういう想いでつくられましたか?
中田監督:過去に『女優霊』という作品をつくりまして、こちらは撮影所で怖いことが起きるのですが、今度は演劇の稽古中に怖いことが起こります。このキャラクター(手に持っている「ちょうだいちゃん」)が象徴しているのですが、曰く付きの等身大の人形が登場し、次々と惨劇に巻き込まれます。絶好のデートムービー的ホラーです!
--ホラーは得意ですか? 演じてみていかがですか?
島崎遥香:得意ではないです(笑)。ホラーは非現実的で、現実的にはありえないシーンばかりで大変でした。監督にアドバイスをいただきながら、一生懸命演じさせていただきました。Jホラーの巨匠、中田監督とご一緒できたことは大変光栄でした。
--撮影中に怖いことはありませんでしたか?
島崎遥香:撮影中は怖くなかったです(笑)。ただ、特殊メイクをした人形役の方を見たときは「オオー!」とビックリしました(笑)
--この映画をどんなふうに楽しんでいただきたいですか?
島崎遥香:大人数でワイワイ、ワクワクしながら観てほしいです! ジェットコースターのように楽しめると思います。監督がおっしゃったように、デートムービーにもいいと思います!
◎映画『劇場霊』
監督:中田秀夫『女優霊』(96)、『リング』(98)、『クロユリ団地』(13)
製作:『劇場霊』製作委員会
脚本:加藤淳也、三宅隆太
出演:島崎遥香、足立梨花、高田里穂、町田啓太、中村育二、小市慢太郎
配給:松竹株式会社
撮影:2014年9月8日~10月15日
(C)2015『劇場霊』製作委員会
2015年11月21日(土)全国ロードショー
ストーリー:
芸能事務所に入って5年、いまだ役に恵まれない若手女優・水樹沙羅(島崎遥香)は、気鋭の演出家・錦野豪太(小市慢太郎)の新作舞台に端役で出演することに。
演目は、若さを保つため少女の生き血を浴びていた実在の女貴族エリザベートの生涯を描く「鮮血の呼び声」。舞台にはエリザベートの内面を映し出す分身の人形が置かれ、その前で沙羅や主演の篠原葵(高田里穂)、野村香織(足立梨花)らは火花を散らしながら連日稽古に打ち込んでいた。そんなある日、劇場でスタッフの女性が変死体で発見される。
その直後、今度は葵が転落事故で意識不明の重体に。
葵の降板を受け、沙羅は急きょ主演に抜擢される。ところが稽古中に、沙羅は舞台に置かれた人形が動き出すのを目撃。果たして目の錯覚か、それとも…。
劇場にただならぬ気配を感じとった沙羅と美術スタッフの和泉(町田啓太)は、人形を制作した作家・児島(中村育二)を訪ねる。ところがその頃、劇場ではこの世のものとは思えない「ちょうだい…ちょうだい…」という声が響き渡り、新たな惨劇が巻き起こっていた――。
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