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2015/10/15

水川あさみ、吹き替え声優初挑戦振り返る 「予定の3分の2の時間で終わった」

 映画『PAN~ネバ-ランド、夢のはじまり~』3D吹替版完成披露試写イベントが15日、東京都内で行われ、日本語吹替版でフックの声を務める成宮寛貴、タイガ-・リリ-役の水川あさみが出席した。
 この作品は、普通の少年がピ-タ-パンになるまでの秘められたドラマを描く。少年ピ-タ-が母を探すために旅立った夢と希望のネバ-ランドへの道中では、おなじみのキャラクタ-である若き日のフック船長やタイガ-・リリ-、妖精ティンカ-・ベルや人魚たちとの出会いもあり、悪の海賊・黒ひげとの戦い、ピ-タ-の出生の秘密も明かされる。
 成宮は「ピ-タ-パンは子どものころから大好きで、ネバ-ランドに行けたらいいなと空想を膨らませていました。お話をいただいて、この仕事をしていてよかったと思いました」とオファ-が来た際の喜びを語った。
 吹き替え声優初挑戦となった水川も「本当に好きで、子どものころはピ-タ-パンに恋するくらいだった。緑色の洋服とティンカ-・ベルを連れている感じに憧れました」と子ども時代を懐かしみ、「その世界に参加できるのがうれしくて、声のお仕事にも興味があったので、チャレンジだと思いつつお仕事させていただきました」と笑顔を見せた。
 「すべてが初めてなのでいろいろな発見があって楽しめましたが、これで合っているのかと不安もありつつ、いろいろな感情がブ-スの中で湧きあがっていました」と振り返りながらも、アフレコは予定より1日早く終わったそうで「初めてだから、スタッフの方が多く時間を取ってくれたのかもしれないですけど。3分の2くらいの時間で終わりました」と照れ笑いを浮かべた。
 また、映画の感想を問われた成宮は「ピ-タ-パンは最初は飛べないんですよ。あるところで人を守るために飛び降りて、そこで初めてピ-タ-パンはピ-タ-パンになるんです。思い出すだけでやばい」と涙目になりながら語り、「子どもと一緒に見に行ったら逆に僕ら大人が夢中になっちゃうと思う」とアピ-ルした。
 映画は10月31日から全国ロ-ドショ-。
イベントに出席した成宮寛貴

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