2015/10/06
舞台「ABC座 2015」の初日前取材が6日、東京都内の日生劇場で行われ、出演者のA.B.C-Z、曾我泰久、演出の錦織一清ほかが出席した。
「ABC座」は、A.B.C-Zが2012年のDVDデビュ-と同時に旗揚げした演劇ユニットで、毎年、日生劇場で1カ月のロングラン公演を行っている。
今回は2部制。1部で錦織が演出を手掛けた新作舞台「サンズ・オブ・ザ・マッシュル-ム」を上演し、2部はジャニ-喜多川氏監修の「We Love A.B.C-Z」と題されたエンタ-テインメントショ-になっている。
河合郁人は「仕上がりはばっちり。2部制で一つの舞台で二つ楽しめるお得感があると思います」と自信をみせた。
錦織が手掛けた舞台では、A.B.C-Zはバンド「プラネッツ」として登場。ザ・ビ-トルズの来日に沸く1966年の東京にタイムスリップし、音楽担当でもある曾我演じる謎のバンドマンと出会いスタ-ダムを駆け上がっていく。
錦織は「橋本(良亮)の役は、キスマイだと藤ヶ谷(太輔)みたいな感じ。僕がこれをやらせたい、というよりも5人の個性が強いから5人に(脚本を)書かせてもらった」と後輩をたたえた。
5人はロックバンドに初挑戦し、橋本がギタ-&ボ-カル、五関晃一がキ-ボ-ド、戸塚祥太がリ-ドギタ-、河合がドラム、塚田僚一がベ-スギタ-を担当する。
曾我は「みんな楽器に対して真面目で覚えが早い。でも塚ちゃんのコ-ラスは本番がちょっと心配」とぽろり。塚田は「1人だと大丈夫なんですけど、バンドってグル-ヴを合わせることが大事。もっと4人に合わせてと言われました」と続けると、メンバ-は思わず苦笑いを浮かべた。
メンバ-を代表し河合が「5人のバンドも見てほしいし、1幕では友情や男の熱い部分が見られると思う」と見どころをアピ-ル。「みんなかっこいい。俺を筆頭に!」と続け、五関に「(役柄で)リ-ダ-だからね」と補足されていた。
また、会見の最後には、先日発売したグル-プ初のCDシングルでランキング1位を獲得し、DVDシングル、CDアルバムに続いて3冠となったことを祝して報道陣から花束が贈られた。
橋本は「ランキングのサイトを5分に1回見てたくらい、気になっていた。これからも頑張っていきたい」と笑顔でコメント。塚田はCDショップに実際に足を運んだといい「店内にあった等身大パネルと一緒に写真を撮りました!」と笑わせた。
舞台は7~28日、都内、日生劇場で上演。
エンタメ OVO
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