2015/10/05
1980年に発表された村上龍氏の小説『コインロッカ-・ベイビ-ズ』が来年6月に初めて音楽舞台化され、A.B.C-Zの橋本良亮と河合郁人の主演で上演されることが分かった。
コインロッカ-への幼児置き去り事件を題材にした本作は、コインロッカ-に捨てられながらもかろうじて生き残りやがて成長した主人公ハシ(橋本)とキク(河合)が、生きる音を求めて失敗を繰り返しながらもがき葛藤する姿を描く。
感受性が強く“音”にこだわり、後にカリスマ歌手となるハシを演じる橋本は「僕の名前が橋本なのでうれしいです。このロングセラ-小説を、自分なりに自信を持って皆さんが満足できるように橋本良亮、頑張りたいと思います」と熱く意気込みを語った。
世界を破壊するため、謎の物質「ダチュラ」を探し始めるキク役の河合も「今からワクワクしています。僕の演じるキクはものすごく強いキャラクタ-で想像もしたことのなかった人物像です。でも、魅力的なので今から楽しみです」と期待に胸を膨らませ「今までの河合郁人からは想像できないぐらい入り込んで役作りしたいと思っていますので、お楽しみに」と呼び掛けた。
舞台は2016年6月4日~19日に都内、赤坂ACTシアタ-で上演予定。
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