2015/09/17
NHKワールドが世界約150の国と地域に向けて放送している音楽番組『J-MELO』。その10周年突入へ向けた特別取材会が9月17日に行われた。取材会には同番組で7年間、司会を担当しているMay J.と、番組の準レギュラーをつとめるモーニング娘。'15の譜久村聖、小田さくら、野中美希、そして番組プロデューサーの原田悦志が参加した。
取材会では、10月から番組の新しいテーマソングとなる「One and Only」について、モーニング娘。初の全編英語詞曲となることが発表。May J.から英語詞であることについての感想を聴かれると、譜久村は「より世界中の方に(歌の内容が)伝わるんじゃないかなと思う」と期待を滲ませた。また、小田は「野中ちゃんが帰国子女で英語がペラペラなので、(歌の面で)“負けてられないな”って思いました」と負けん気の強さを発揮。一方、野中は「歌詞カードを見た時に“全部英語なんだ!”って感動しました!」と帰国子女の視点ならではの感想を明かした。
さらにMay J.の朗読でつんく♂からのメッセージが読み上げられると、譜久村、小田、野中は、それぞれ歌詞や曲の内容を知った時の思いや、つんく♂のメッセージへの共感を語った。さらに原田の提案で、曲のさわりだけ披露する流れになると、野中がリードする形で曲の一部をアカペラで披露。ノリの良さが伝わるメロディラインの歌唱に、May J.も「もっと聴きたい!」と完成版への期待を告げた。
記者陣との質疑応答パートでは、モーニング娘。への「英語詞を歌う上で影響を受けた海外アーティストは?」という問いには、野中が海外に住んでいた頃からマイリー・サイラスが好き、という少し意外なフェイバリットを挙げる場面も。また、「『J-MELO』が始まって10年で、海外から見たJ-POPのイメージはどう変わったと思うか?」という質問には、May J.が「アニメが一番日本のイメージとして(海外で)強くなってると思う。でも、日本にはアニメだけじゃなく、素晴らしいアーティストがいっぱいいるので、日本で洋楽が普通に聴かれているように、日本の音楽が海外で普通に聴いて貰えるような、そんなマーケットが出来たらいいなと思います」と今後への意気込みも含めて応え取材会を締めた。
<つんく♂ コメント>
こんにちは。つんく♂です
またまたJ-MELOのテーマ曲をモーニング娘。が歌うこととなりました!
そして今回はなんと全編を通して英語で歌唱するという事にチャレンジしてもらいました、
本人達も英語で歌うことに最初は戸惑っていましたが、レコーディングまでに各々練習を積み、かなりいい感じに仕上がったと思っています。
世界中の皆様とこの曲で気持ちを共有できればうれしいです!
大きな宇宙船が無限に広がる宇宙を大航海するイメージで曲を作りました。
モーニング娘。もJ-MELOもこれからもさらに世界に向かって羽ばたいて行くようなそんなイメージからこの曲が頭に浮かんできました。
皆様にとってのOne and Only(唯一無二)の存在になれるようにこれからもモーニング娘。はがんばります!
どうぞよろしくお願いします!
そしてJ-MELOも世界に類をみないOne and Onlyな番組になっていくようこれからも応援しております!
プロデューサーの原田さんもNHKの常識にとらわれない発想で(辞めさせられない程度に)今まで以上の画期的な番組作りを期待しております!
***
◎イベント情報
【Live to the World ~J-MELO 10th Anniversary~】
2015年10月8日 東京・豊洲PIT
出演者:藍井エイル、Silent Siren、モーニング娘。'15、May J.
開場 17:30/開演 18:30
立見 4,500円(税込み)※ドリンク代(500円)別
◎番組情報
『J-MELO』
<海外向け>毎週日曜 24:10~24:38【NHKワールドTV】
<国内向け>毎週土曜 26:40~27:08【BSプレミアム】
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