2015/08/26 14:33
遂にカーリー・レイ・ジェプセンがやってくれた。「アイ・リアリー・ライク・ユー」が国内洋楽チャート“Hot Overseas”にて11週目の1位を獲得、洋楽チャート1位最長記録を更新した。
先々週~先週にかけて【SUMMER SONIC】そして、単独公演で来日、今週も1位は固いと見られていたカーリーだが、その期待を裏切らない躍進となった。エアプレイ、デジタルセールス、Youtube、ストリーミングなど各指標が堅調でライト層から更にロイヤリティの高いリスナーまで、幅広い層に受け入れられていることが分かる。2位のテイラー・スウィフト「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」ともまだ差があり、次週以降も1位となる可能性は高い。今後、誰がその座を引きずり下ろすのかにも注目しよう。
こちらも【SUMMER SONIC】効果か、ラジオで好成績を残しているウォーク・ザ・ムーン「シャット・アップ・アンド・ダンス」は今週3位にランクイン。また、4位のフィリップ・フィリップス「ゴーン、ゴーン、ゴーン~ずっと君のために」、6位のヴィンテージ・トラブル「ストライク・ユア・ライト」もラジオが好調でチャートアクションの原動力となっている。
またロングヒットでは今週テイラー・スウィフトの「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」が9位にランクイン。これで洋楽チャート100週目のランクインという、こちらも快挙を達成している。同曲がテーマ曲として広く知られている『テラスハウス』シリーズが米<Netflix>と提携して新シリーズをスタートさせるとも伝えられており、まだまだ日本社会に高いプレゼンスを発揮しそうだ。また、ワン・ダイレクション「ホワット・メイクス・ユー・ビューティフル」は今週で60週目のランクインとなっている。
一方、今週初登場15位となったのはボン・ジョヴィ「サタデー・ナイト・ゲイヴ・ミー・サンデー・モーニング」。先日はビア・ガーデンなど独特のプロモーションを行い話題となったベテラン・ロッカーの新作が、今後どこまで上位に食い込めるか。こちらも注目だ。
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