2015/08/19 14:42
10週目の1位を記録し、洋楽チャート“Hot Overseas”首位最長記録に並ぶこととなったカーリー・レイ・ジェプセンの「アイ・リアリー・ライク・ユー」。
【SUMMER SONIC】での来日効果もあり、エアプレイとTwitterポイントを先週からさらに伸ばし、今週も1位をキープしたカーリー・レイ・ジェプセン。ウィズ・カリファ feat.チャーリー・プース「シー・ユー・アゲイン」が叩きだした今年最長No.1記録9週を見事破り、ファレルの「ハッピー」とテイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ」が保持する洋楽チャート首位最長記録の10週に並ぶ結果となった。今週月曜日にはソールドアウトとなった来日公演も行われ、しばらく収まることがなさそうなカーリー・フィーバー、来週も1位をキープし、洋楽チャート首位最長記録を更新するのも間違いないだろう。また今回の来日をうけ、6月に発売されたニュー・アルバム『エモーション』も11位へランクアップした。
ウィズ・カリファやマーク・ロンソンの「アップタウン・ファンク feat.ブルーノ・マーズ」など、今年は長期にわたり1位をキープする楽曲が増えており、今週の時点で今年に入って洋楽チャート1位に輝いた楽曲はわずか7曲。この現象は、米ビルボード・シングル・チャートでも起こっており、ウィズ・カリファやマーク・ロンソンが10週以上首位をマークし続けたため、1位を獲得した曲は日本と同じく7曲となっている。
2位のウォーク・ザ・ムーン「シャット・アップ・アンド・ダンス」、6位のファレル・ウィリアムス「ハッピー」、そしてアリアナ・グランデは8位に「ブレイク・フリー feat.ゼッド」と12位に「プロブレム feat.イギー・アゼリア」がエントリーし、【SUMMER SONIC】に出演したアーティストによる楽曲がチャートを上昇する中、今週唯一の初登場曲となったのは、7位のリトル・ミックスによる「ブラック・マジック」。全英チャートでも1位を記録した80'sを彷彿させるキュートでポップなナンバーで、エアプレイ・チャートで急上昇しており、洋楽アーティストでは珍しくなったフィジカルのシングル盤もリリースされている。
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