2015/07/30
マライア・キャリーが米大手エージェンシーのひとつUTA(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)と全面契約したことが明らかになった。ハリウッド・リポーターと米ビルボードが独自に入手した。彼女はこれまでCAA(クリエイティヴ・アーティスツ・エージェンシー)と契約していた。
UTAは音楽、ツアー、映画、テレビ、デジタル、ライセンス、宣伝を含む全ての分野において彼女の代理人を務めることになる。キャリーは現在、ラスベガスのコロシアム・アット・シーザーズ・パレスでの常駐コンサート【#1 to Infinity】を開催中で、5月に始まった同公演は来年2月まで続く。また、12月にはニューヨークへ戻って一連のクリスマス・コンサートを行い、その後、春にはヨーロッパ・ツアーを控えている。
UTAのジム・バーカス会長は声明で、「マライアは世代を超えた最も偉大なアーティストのひとりである。彼女は本当に多才で、創作の限界を超え続ける彼女をサポートできることに興奮しています」と述べている。
キャリーは世界中で2億枚以上のアルバムを売り上げており、1990年の最優秀新人賞および最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞獲得に始まる5つものグラミー賞を受賞している。そのポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞受賞曲であり、ブレイクのきっかけとなったシングル「ヴィジョン・オブ・ラヴ」から、2008年の「タッチ・マイ・ボディ」まで、同歌姫は米ビルボード・シングル・チャート“Hot 100”で18曲ものNo.1ヒットを生むといった、ソロアーティストでは前人未到の記録を持っている。
この秋にはホールマーク・チャンネルのためのテレビ映画にて監督を務める予定のキャリー。女優としてもこれまでに映画『プレシャス』や『大統領の執事の涙(Lee Daniels' The Butler)』などに出演している。
なお、マネージャーはWikked TVのStella Bulochnikovが今後も務めるという。
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