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2015/07/02

『エヴァ』鷺巣詩郎が手掛けた『進撃の巨人』サントラの詳細が判明

 原作漫画の全世界累計発行部数5000万部という大ヒット作『進撃の巨人』。8月より公開される同作の実写映画のオリジナルサウンドトラックの詳細が発表された。

 映画『進撃の巨人』のサウンドトラックは、『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズで知られる作曲家の鷺巣詩郎が担当。前編が8月1日、後編が9月19日にそれぞれ公開され、三浦春馬、長谷川博己、水原希子、三浦貴大、石原さとみら豪華な面々が出演する。また、同作の監督は、同じく『エヴァ』シリーズへの参加や、2016年公開予定の『ゴジラ』シリーズ最新作監督としても知られる樋口真嗣がつとめる。

 鷺巣詩郎はフュージョン・グループとして知られるT-SQUAREの作品で編曲家デビュー。以降、幅広い分野で作編曲家として活躍。90年代以降は前述の『エヴァ』シリーズのサントラでより多くのリスナーの知るところとなった。

 今回、『進撃の巨人』サントラのアルバム・ジャケットも公開。巨人を全面に配したカヴァーに、エレンの印刷を透明フィルム上に施した特殊ジャケットで、全20Pのブックレットには収録曲2曲分のスコアと歌詞、更に鷺巣詩郎による解説が収められている。

◎鷺巣詩郎による解説の抜粋

<01.Le Soleil d'Or>
今作を通し鳴っているオーケストラは「The London Studio Orchestra」。ハリウッドを頂点とする映画音楽界において、まごうことなき世界一のオケ。
Isobel Griffithsによって招集され、Perry Montague-Mason をリーダーとする面々は、その名が列挙されないブロックバスタ(ハリウッド大作)を探すほうが困難なほどだ。
編曲の天野正道、指揮者 Nick Ingman、The London Studio Orchestra、彼等は皆、鷺巣の音楽に絶対欠かせない、長年の固定メンバーである。

<03. Masterplan, Metalopera>
オーケストラを引き裂くように君臨するリズムを操るのは CHOKKAKU。
同業者でありながら、鷺巣は「大編成」派、CHOKKAKU は「Guitar支配によるバキバキのリズム」派。
ゆえに「最強の同居」が、ここに成立した。題して「メタル=オペラ」。

***

 なお、『進撃の巨人』ではロックバンドのSEKAI NO OWARIが主題歌を担当することも先日判明している。

◎リリース情報
『進撃の巨人』オリジナル・サウンドトラック
2015/07/22 RELEASE
TOHO MUSIC CORPORATION / SPACE SHOWER MUSIC
DDCB-12966 2,571円(tax in.)

<収録曲>
01. Le Soleil d'Or
02. War Song
03. Masterplan, Metalopera
04. God have Mercy
05. Rise up, Rhythmetal
06. The Original Sin
07. Boule de cristal, piano
08. For the dead
09. Die die die die!!
10. Temper the wind
11. Orchestre, lent
12. Deuxième ouverture
13. Rise up
14. War, politics and power
15. Attack of Titans
16. Orchestre, géant à l'est
17. ATM, Rhythmetal
18. Orchestre, apogée
19. Golden Sun
20. Boule de cristal, epilogue d’orchestre

Composed, Arranged and Produced by Shiro SAGISU
The London Studio Orchestra
Leader: Perry Montague-Mason

◎公開情報
前篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』
後篇『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド』
公開:8月1日(土)/9月19日(土) 前後篇2部作にて連続公開
原作:諫山創(講談社「別冊少年マガジン」連載中)
監督:樋口真嗣
脚本:渡辺雄介 町山智浩
音楽:鷺巣詩郎
出演:三浦春馬 長谷川博己 水原希子 本郷奏多 三浦貴大 石原さとみ 他
©2015 映画「進撃の巨人」製作委員会
©諫山創/講談社

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