2015/06/30
映画『ミニオンズ』のLAプレミアが現地時間で6月27日、ロサンゼルスのダウンタウンにて実施された。
2013年に公開し、日本でも興行収入25億円を突破した映画『怪盗グルーのミニオン危機一発』シリーズで人気となった、バナナが大好物な謎の生物ミニオンが主役の本作。人類が誕生する遥か昔から、その時代のもっとも強いボスに仕えてきたミニオンたちが、極寒の南極からニューヨーク、そして流行の最先端をいくロンドンまで、新たな最強最悪のボスを探す壮大なストーリーだ。
公開に先駆け行われたLAプレミアに、天海祐希、本作が吹き替え初挑戦となる藤田彩華、真田広之が登場した。本イベントには、サンドラ・ブロックとジョン・ハムも登場し、サンドラは同役を務める天海に「お会いできて嬉しいわ。プレミアは楽しいから! 吹替えは楽しかった? いつも不機嫌で意地悪な感じでいられるのって楽しいわよね。私は結構好きだったわ」と話しかけ、この共演について天海は「世界的に有名で素晴らしい女優さんなのに、フランクに話してくれて、温かく迎えてくれたのでとても嬉しかったです」と感激の様子で話した。
レッドカーペットならぬ、ミニオンカラーのイエローカーペットでは、インタビューでミニオンの魅力について聞かれ、天海が「人それぞれだとは思いますが、私は笑いがシニカルでシュールなところがすごく好きなんです! ツボにハマってしまうんです。可愛らしいだけじゃなくて、でも全然嫌味がないところも大好きです」と答え、真田は「いろいろありますけど、可愛いとか目が離せないとかだけでなく、何度めげても失敗しても前向きすぎるくらいにポジティブに生きている姿、それがみている人に元気を与え、楽しい気持ちにさせてくれるんじゃないかと思います。あと作品としては、音楽のセンスも含め、全ての面においてセンスが光っているのが印象的ですね」と絶賛。本作の大ファンでもあり、この日も頭にゴーグルをつけミニオンファッションで登場した藤田は、ユニバーサル・スタジオでもミニオンのアトラクションを楽しんだと話し、インタビューにはきはき答える姿に天海から「彼女は大物ですよ!」と太鼓判を押された。
また、日本版のナレーションを担当することが発表された真田は、アメリカ版の本作で悪党スモウレスラー役として出演しており、「悪党スモウレスラー役に関しては、英語で出演するのは初めてですし、まさかこういう役が自分にくるとは思っていなかったので驚きました。あと、日本人の役だから日本人に声をかけてくれたというのが嬉しくて、実写にはできないキャラクターなので、自分のイマジネーションでつくりあげていくという作業も非常に面白いなと思いました。ナレーション役に関しても、アニメーションの声の吹替は本当に久しぶりだったので嬉しかったです」と今回の挑戦についてコメントした。
登場した際、多くのファンから歓声をうけたサンドラは、ミニオンのボスになった気分を尋ねられると「私の日常とあまり変わらないわね。私は常にボスだから! 必ずしも皆が言うことを聞いてくれるわけではないけど楽しかったわ。でも、どんなにミニオンを支配しようと思っても、彼らはバラバラに行動して好き勝手なことをするから、誰もミニオンのボスなんかになれないのよね」とユーモアも交えながら答え、自身の役についても「素晴らしい存在」だと述べた。
◎公開情報『ミニオンズ』
7月31日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国ロードショー
監督: ピエール・コフィン、カイル・バルダ
声の出演(日本語吹替版):天海祐希、バナナマン(設楽統、日村勇紀)、宮野真守、LiSA、藤田彩華、山寺宏一、真田広之
配給:東宝東和
(C)2015Universal Studios.
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