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2009/10/21 00:00

久々のステージ復帰を成功に終わらせる

ROBBIE WILLIAMSが10/21、BBCのエレクトリック・プロム・シリーズのコンサートの一環として見事なライブのカムバックを果たした。

ストリングスやブラス・セクションを含む38人編成のバンド(指揮はWILLIAMSの最新アルバム『REALITY KILLED THE VIDEO STAR』のプロデュースをしたTREVOR HORN)を引き連れてロンドン・ラウンドハウスに現れたWILLIAMSは最初からリラックスして自信に満ちた様子。10/18に全英チャートの2位に初登場した最新シングル「BODIES」を歌いながら白い階段を下りて登場した。

2006年以来初のコンサートだったにもかかわらず、WILLIAMSはITV1の『THE X FACTOR』で見せた評判の悪いパフォーマンスのことはまったく気にしていない様子だった。彼は最初の曲が大受けしたあとで、番組(目を大きく見開いたままで不自然だと言われていた)について触れたギャグを言った。「ほとんど泣きそうになったよ。でも、そのとき気づいたんだ、『これは“THE X FACTOR”じゃないんだ』って」

彼はイギリスで11/9に発表される新作から2NDシングルの「YOU KNOW ME」、「MORNING SUN」、「BLASPHEMY」、「STARSTRUCK」、「DECEPTACON」、「WON’T DO THAT」の7曲を披露した。新曲のほとんどはWILLIAMSのトレードマークであるアダルト・ポップ・サウンドで、不評に終わった前作『RUDEBOX』の実験性は少なくなっていた。

コンサートでは「COME UNDONE」、「FEEL」、「NO REGRETS」などキャリア全域に渡る歌が取り上げられ、「ANGELS」で本編が終了したあと、アンコールでは「MILLENNIUM」とHORN の昔のバンド、BUGGLESのヒット曲のカバー「VIDEO KILLED THE RADIO STAR」が演奏された。

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