2012/03/21
インダストリアル・ロッカーのマリリン・マンソンが、ハリウッドを代表する俳優ジョニー・デップとタッグを組み、カーリー・サイモンの“三行半ソング”「うつろな愛」(原題:”YOU'RE SO VAIN”)をデュエット・カバーする。
ほとんどの人にとって、このコラボはショッキングにも思える異色の顔合わせだろう。しかしこの2人、実はかなり以前からの親友同士で、デップが主演した『パイレーツ・オブ・カリビアン:デッドマンズ・チェスト』のプレミア試写には、デップと共にマンソンが会場に姿を現したほか、2001年のデップの映画『フロム・ヘル』では、マンソンの楽曲「ザ・ノーバディーズ」のリミック・ヴァージョンがフィーチャーされていた。
また2人は、仕事面でも互いの分野をクロスオーヴァーしていて、マンソンは1997年のデヴィッド・リンチ監督作品「ザ・ロスト・ハイウェイ」で目を引く役柄を演じている。そしてデップのほうも若い頃からギターを弾き、現在は“P”という自身のバンドで音楽活動をしており、昨年はパール・ジャムのエディー・ヴェダーに招かれて共にプレイしている。
今回2人がカバーする1972年の大ヒット・シングル「うつろな愛」は、5/1にリリースされるマンソンの8枚目のスタジオ・アルバム『ボーン・ヴィラン』にボーナス・トラックとして収録される。またアルバムは、マンソン自身のレーベルHELL, ETC. RECORDSからリリースされる。2009年の前作『ザ・ハイ・エンド・オブ・ロウ』は、全米アルバム・チャートで初登場4位を獲得している。
マンソンは4/11のロサンゼルスを皮切りに、2009年以来となる全米ツアーに突入する。そしてデップは、来年公開予定の映画『ザ・ローン・レンジャー』の撮影で多忙を極めている。
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