2012/03/15
ヤング・マネー・レーベル所属のカナダ人ラッパー、ドレイクはミックス・テープがきっかけでリッチの仲間入りを果たしたのかもしれない。しかし自称“アンダーグランド帝王”のメインストリームでの人気には、否定できない根強さがある。
複数のミックス・テープ、プラチナ・ディスクに輝いた2枚のスタジオ・アルバム、そしてビルボードの“ラップ・ソングス・チャート”で記録破りの12枚というNo.1シングルを輩出するなど、ドレイクの位置づけはもはや間違いなくメガ・スターだ。
そんな彼が人気男性誌『GQ』が4月号として初めて発行するファッション特別号で、優雅な姿をフィーチャーされているのは納得の展開だろう。
テイパード・スーツを完璧に着こなしたドレイクが輝くばかりの眩しい笑顔を見せている表紙は、すべての人々の目に魅力的に映るはずだ。そして特集記事の中では彼の人生とキャリアが詳しく紹介されるとともに、父親との関係やヒップホップの現状などを自ら語り、「ラップのムードは、変化したと思う」とコメントしている。
しかしドレイクの頭の中にあるのは音楽だけではないようで、「ほとんど何も持っていない頃に女性たちに抱いていた想いと同じ感情を、いまは必死で探し求めているんだ、でもこれがなかなかタフな作業でね」と語っているドレイク。かつては女性とヤルことだけを考えていた時期もあったと認めているドレイクだが、女性ファンたちは独身の彼が今ではセックス以上の何かを探し求めていることを知って喜ぶことだろう。
「人間として、それだけじゃダメなんだ。もっと他の何が必要なんだよ」。
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